週一回出かけるスクールカウンセラーの仕事の帰りに、中央図書館に立ち寄るのが、4月からのお気に入りのコースである。
昨年までは、自宅から徒歩で出かけられる仕事先であったのだが、新年度に入る直前、転勤を命じられた。
通勤が遠くなるので不満タラタラ。
しばらくは、最寄りの駅からの往復で通勤していたが、すぐに新しい勤務先の近くの中央図書館に立ち寄るようになった。
まあ、今回の転勤は、「中央図書館に立ち寄って読書をせよ」との天命と勝手に決め込んでいる。
今日、新刊コーナーで手にした一冊。
『酒と本があれば、人生何とかやっていける』
河合史夫著 彩流社 2200円
上手な題名をつけたものだ。
酒好き、人生の落ちこぼれのわが輩は、すぐに引っ掛かって借りてきた。
目次も良し。
「生きる」意味
女の心の闇の中
井上成美の激語
芸は一代、名は
原節子の意地
兼好法師と落語
繰り返し読むこと
生きていれば不快多し
etc
初めから順序立て読むこともないのでつまみ読みをしているが、なかなか面白い。
著者の河合さんは、朝日新聞の論説委員をされた方の由。
何の意味も関係もないが、私と同年の方であった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます