江戸のお料理やさんを舞台にした人情時代もの
シリーズ5作目。
回を重ねるごとにおもしろくなるなぁ。
今作では、「つる家」の主人・種市の亡くなった娘さんの話や
大店のお嬢様・美緒が想い人をあきらめる話、
澪が吉原でのお花見膳を頼まれる話、
小松原のお話が書かれている。
春から夏にうつりゆく季節が書かれているから、
登場するお料理も、菜の花やあさりと
そりゃあもうおいしそう。
澪の想いはかなわないままなのかなー。
せつないお話だよ。
でもあたたかい。
おいしいもの食べたときと同じ気持ちになれる。
ドラマ化したらいいのに、って読むたびに思うよ。
わたし的脳内キャスティング
澪・・・堀北真希
種市・・西田敏行
芳・・・野際陽子だと齢がいきすぎだから、加賀まり子さんかな。
美緒・・貫地谷しおり(深キョンもいいんだけど、美緒って19歳なんだな)
野江・・黒木メイサとか栗山千明とか美人系
戯作者・清右衛門・・西村雅彦さんとか小日向さんとか。
坂元堂の主人・・坂東えいじ
小松原・・伊藤英明
源斉先生・・大沢たかお
又次・・・・田中聖
なんとも勝手な妄想キャスティングだこと。
小夜しぐれ (みをつくし料理帖) | |
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