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劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season鳥

2017-08-27 22:51:00 | ├お芝居のこと

 

2017年8月25日(金)のこと。

@IHIステージアラウンド東京

14:00開演

1幕
1時間20分
休憩20分
2幕
1時間50分

演出:いのうえひでのり
脚本:中島かずき

捨之介/阿部サダヲ
無界屋蘭兵衛/早乙女太一
天魔王/森山未来
極楽太夫/松雪泰子
渡京/粟根まこと
兵庫/福田転球
沙霧/清水葉月
狸穴二郎衛門/梶原膳
贋鉄斎/池田成志

劇団☆新感線が、360度回転する新劇場で1年かけてロングラン上演する
『髑髏城の七人』の第2弾《Season鳥》

同じタイトル、同じストーリー、同じ演出家の舞台なのに、
全然違う、感動と笑いを感じさせてくれる舞台だった。

オープニング映像のタイトルバックだけで《花》とはまったく違う雰囲気

やはり、早乙女太一の殺陣がスバラシイ
今まで観た誰よりも速くて、きれいな立ち回り
あのスピード感、刀さばき

森山未来も、よかったー
森山未来のダイナミックではなやかな動きと
早乙女太一のしなやかな動き
この2人の立ち回りシーンはトリハダたった。

早乙女太一の蘭兵衛
妖しくて冷酷
天魔王に取り込まれたあと、無界の里でめちゃくちゃに
斬りまくるシーン
斬ったあとに、刀についた血を振り払うような動きと、
刀を柱にこすりつけて血をぬぐう動きは
蘭兵衛の冷酷な感じが出てたな。

最期、太夫に撃たれる動きも、リアルですごい死にざまだった。

森山未来演じる天魔王
笑わせるような口調かと思えば、悪魔のようでもあり
そのキレっぷりがいい。
動きも、歌も見惚れてしまう。
最期も、なんかもう、悪魔のような天魔王らしい死に方

森山未来も早乙女太一もセリフが聴きとりやすかった。
ききやすいと言えば、贋鉄斎を演じた池田成志さん
最初、キャストをちゃんと分かってなくって
この声だれだっけー?と思いながら観てたんだけど。
贋鉄斎と捨之介のシーンはおもしろかったー
どこまでがアドリブなんだ?っていう。
“今日は8月25日、パンツゴーの日です”とか言ってた。
これ、日替わりアドリブなんだろうか。

梶原膳さんの狸穴二郎衛門もハマリ役だった。

粟根さんの渡京(Season花では三五って役名)
裏切りキャラは粟根さんの定番だもんね。

松雪泰子さんが、まー、お顔が小さい、細い
素敵だー
歌も上手だったな。

無界の女たちが歌って踊るシーンもよかったな。

無界の里がやられてしまったときの、太夫と兵庫のシーンはグっときて
泣きそうになってしまった。

やはり、髑髏城にむかっていく後ろ姿の並ぶシーンが最高です。

髑髏城を狸穴二郎衛門こと徳川家康が討ち取って、
それが江戸城になるのかなーって想像させるところがおもしろい。

早乙女太一の蘭兵衛、森山未来の天魔王だからこその阿部サダヲの捨之介
これが小栗旬だったら、バランス悪い。

テレビの番宣でこのSeason鳥のことをやっていて、
そこで阿部サダヲは、殺陣に苦労しているってやってたけど、
阿部サダヲの殺陣は、刀の持ち方が逆手だったり、
二刀流だったりで、こりゃタイヘンだなっていうのがうかがえる。
歌うまいなーと思ったら、そうだボーカルだった。


今回、ありがたいことに5列目で観られたんだけど、
ちょっと近すぎなんで、もうちょっと全体を見渡せる席で
もう1回観たいなー

新感線やっぱりすごい。
毎回言ってるけど入りたい。
いつか千秋楽も観てみたいね。

次は、10月の《Season風》

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