新・私に続きを記させて(くろまっくのブログ)

ハイキングに里山再生、れんちゃんとお父さんの日々。

(備忘録)いかに汚染水を防ぐか 

2013年09月24日 | 反原発・脱原発・エネルギー
昨日の集会で聞いた、福島第一原発の汚染水問題に関連して。
大林組の海水練り・海砂コンクリートの出番はないのだろうか。
■「海水練り・海砂コンクリート」を応用して放射線遮蔽技術を開発
http://www.obayashi.co.jp/press/news20120830_01


海砂かよ?!と思って、エントリを立てた。

http://gold.ap.teacup.com/multitud0/951.html

米国では核廃棄物隔離試験施設に利用される岩塩層の緻密性に着眼し、練り混ぜ水に海水を、細骨材に未洗浄の海砂を使用することで、高品質、高機能なコンクリートを実現したというのがコンセプト。逆転の発想だね。そこは評価できると思う。

「割れないコンクリートはない」というのは小出裕章氏のいうとおり。建造物のライフサイクルコストのうち、初期費用である建造費は2割程度。残り8割以上は維持費・補修費・解体費であり、そのコストは時に建造費の10倍にもなる。

さて海砂セメントを、塩害がハードな沿岸部の建造物に利用するのなら、さらなる防食対策が必要になる。たとえば、電流を流して鉄筋の錆びを防ぐ電気防食。海洋につくられる鋼構造物などでは比較的古くから用いられ、米国では多くの実施例があるようだ。

あと、無人化施工用自立式大型型枠ブロックなど。こんなんですな。
http://www.netis.mlit.go.jp/NetisRev/Search/NtDetail1.asp?REG_NO=HR-080016


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