尊敬している人、影響を受けている人はたくさんいますが、
ぼくの中の二大好きな人は、ショパンとやなせたかしさんになります。
尊敬しているということは、シンパシーを感じているという事になります。
やなせさんの言葉、生き方、人生、もちろん詩やアンパンマンなどの作品すべてに
深くシンパシーを感じており、
まだやなせさんの事をあまり知らない人にすこしでも伝えられたらと、
やなせたかしさん特集を勝手に始めた次第です。
とはいいつつも、自分自身アンパンマンを軽視しており、
アニメをあまり見ていませんでしたが、
大人でも感動すると評判の「映画 それいけ!アンパンマン いのちの星のドーリィ」
を見て涙を流して感動し、これは幼児向けのアニメではなく、
大人も楽しめる哲学的、芸術的映画だ!と胸が熱くなりました。
詳しい内容は伏せますが、
ドーリィ(上記の女の子)が”なんのために生まれてきたのか?”という
哲学的問いを考えながら、ドーリィの人間的成長が描かれております。
アンパンマンがドーリィに、
「アンパンマンはなんのために生まれてきたの?」
と言われると
「ぼくは困っている人を助けるために生まれてきたんじゃないかな。
最初は分からなかったけど、
困っている人を助けた時に、胸の奥が温かくなって、
その時に分かったんだ。
何のために生まれたのか
何をして生きるのか
何がぼくの幸せなのか」
ドーリィは人に恰好良く思われたいから
そう言っているんだ、となかなか理解出来ませんでしたが、
言葉ではなく、アンパンマンが本当に朝から晩まで
毎日、困っている人のために助けてあげたり、
飢えている人にパンをあげている行動、姿勢を見て、
次第にこころが変化していきます。
作者やなせさんはよく「人生はよろこばせごっこ」と言っています。
やなせさんの善のこころ、良心がアンパンマンとなって、
多くの子供や大人をよろこばせています。
改めて、アンパンマンの器の大きさに圧倒されました。
お釈迦様、キリスト様、神様、仏様のような有難い存在に思えてなりません。
ぜひ、映画をご覧ください!
↓ぼくが作曲したピアノ曲です。良かったら聴いてください↓