井上ひさしの戯曲デビュー作で、1969年が初演(wiki)。
私が幼いころ昭和の演劇だ。
昨夜、wowowで放映されたのは2021年3月東京での舞台で、
井上芳雄、小池栄子、朝海ひかる、山西惇らが熱演。演出は栗山民也。
吃音を治すために患者たちが、芝居を演じているという設定。その内容がストリップ劇場が舞台となっていた。
おかっぱ頭でセーラー服姿の小池栄子の弾けっぷり!それ、どっから声出してんの?!と思えるカン高いけどドスの効いた声。昔の田舎の娘っ子ってイメージを強烈にアピール。(この演技力で、「鎌倉殿の13人」の正子役を引き寄せたのか?いや、決定後か)
小娘は東北のど田舎から東京に憧れてやってきて、ストリップ小屋に流れ着く。
全体的にミュージカルとはまたちょっと違う農民たち、ヤクザたち、ストリッパーたちなどクセの強い面々が歌い踊る泥臭く味のある音楽劇。
2時間あっという間のエロさ(オヤジの世界の明るい、けどちょっと哀しいエロさ)楽しさだけど、ちょっと疲れて地上波の世界バレーに変えたら、もうストレートで負けそうになってる。しかもまた、古賀紗理奈が足怪我して離脱。オリンピックとおんなじこと繰り返してるなー。監督変わっても采配は難しいんだな。
負け戦の対中国戦を見届けて、wowowに戻ってきたら、小池栄子が極道よりさらにお偉いさんの女になってて、しかもレズビアンが次々に登場してきて、朝海ひかる(やたら美人な元宝塚で、坂本昌行が配偶者)にめっちゃ迫られてて、面白かったけど、話が見えないのでこのへんで、寝ることにしてしまった、結末は分かりません。
それにしても、ここぞという配役には山西惇がでてくるね。今回も何役もこなしたが駅長役の時、東北の駅から上野まで百いくつの駅名を言って拍手をもらってた。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます