草もち姫 徒然なるままに

日暮し、PCにむかひて心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

落語「いくじなし広重」@サントリー美術館

2016年05月09日 | 浮世絵

楽しみにしていたサントリー美術館での「原安三郎コレクション 広重ビビッド」展の日です。開期は4/29-6/12ですが、前期5/23までと後期5/25からで展示入れ替えがあります。

記念イベントの落語「いくじなし広重」に応募したら運よく当たったので(と言っても有料2,000円)柳家さん生師匠の創作落語が聴けるようでとても楽しみです。

一昨日KO.KO.姫様から報告をもらっていた安東氏が村上春樹さんt、角田光代さんと並んでいる!!新潮文庫の中づり広告を実際千代田線で発見(^O^)/

やはりWOWOWのドラマ化は影響が大きかったのか、新作の「伴連れ」はなかなか好調の様で嬉しいです。日曜の乃木坂周辺、静かです。

  

ミッドタウンに行く途中ベンツが滑り台から降りてきた(笑)この試乗できるらしいです。EU食堂なんて変わったお店もありますね(-_-;)

    

ミッドタウンなのに思いっきり「鯉のぼり?」でちょっと意外でしたが、有名デザイナーさんも参加のユニークな鯉が泳いでおりました。

        

サントリー美術館に入るのは多分初めてです。今回は浮世絵にとってすごく重要な「初刷り」が驚くほどの状態で保存されている物を見られる事です。

作品は「六十余州名所図会」がメインです。日本全国の名所を行ったところも行かないところも広重さま流に描いたものですが、「初刷り」というのは絵師が彫師や摺り師と力を合わせて一番良い作品になっている物が多いのです。全部の場所に行ったわけでもなく、他の人の絵や話を参考に描いた物もあります。うーんこれで日本全国行く理由もできたな(笑)

イアフォンガイドをかりてみっちり2時間くらいかけて拝見しました。アー疲れた(^^ゞ私の好きな「江戸百景」も前後期で半分づつ展示されています。 

柳家さん生師匠は初めてですが、剃髪した広重様の絵に似ている?せいか広重様に思い入れをお持ちで、数年前から広重様ネタの創作落語をされておられるようです。 

    

一言で言って「写楽」や「北斎」に比べて映画にもドラマにもならない広重、、うまい!その通りですね。落語はこの絵「猿わか町よるの景」からインスパイヤされており、広重様がある女性に「いくじなし」とか言われつつも、導かれて運命のままに絵を描き続けたというちょっとほろっとするない様でもありました。他の作品もぜひ聞いてみたいです。

さてミッドタウンの広場の鯉のぼり、、楽し過ぎました。

                

 


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