昨年の夏からチケットをゲットして楽しみにしていたこの日、今まではJR東日本大人の休日倶楽部で購入していたのですが、今回は主催者の「いがぐみ」さんから直接購入してみました。場所はお馴染みの「銀座ブロッサム」新富町の中央区役所の向かいです。
そのせいか前から7列目の通路側でした。まぁ落語の場合は聞ければいいとはいえ米團冶師匠の場合はビジュアルも素敵なので近いに越したことはありません。(^O^)/
開口一番は桂米輝さん、米團冶師匠の愛弟子とはいえちょっと枝雀さんっぽい感じもします。声が通って良いですね。声のトーンだけでも十分笑わせてくれます。
今年初の米團冶師匠は紫の羽織に薄い藤色系の着物、本当に良く似合います(^O^)/さわりは数日前に春團冶師匠がなくなった事、遂に上方四天王がなくなってしまい、その二世で落語家になったのは「私だけです」と胸を叩かれた。お見事です。
春團冶師匠との思い出を楽しく語られる、つまりいつもの忘れっぽい(-_-;)んで稽古をつけていただく日を勘違いして謝りに誤ったという話、更に米團冶襲名の時に「春団冶」と言ってしまった事から発生して携帯電話を落としてしまい、拾ってくれた春團冶師匠のお宅にあった携帯電話に電話がかかってきてしまったとか言う、、本当なのか創作なのか、うまく出来過ぎているエピソードでした。
1席目は「親子茶屋」。もう遊び好きの若旦那をやらせたら日本一でしょう(笑)おまけにお座敷遊びのDVDを出しているくらいですからもうその実力をいかんなく発揮して本当に「粋な遊び人」を演じて下さる。楽しいったらありゃしない。
次は桂歌之介さんの「道具屋」これは多分どうにでもアレンジできそうな噺かもしれない。
米團冶師匠の2席目は「蔵丁稚」、お召し物は深緑の羽織に薄緑系の着物です。袖の裏地の水色が可愛い!枕はなんと(@_@;)愛之助さんと紀香さんの話。「絶対に他で言ったらあかんで」という内容でした(笑)
これは歌舞伎の仮名手本忠臣蔵の一部を声だけで魅せて下さる。これまた凄い(^O^)/ストーリーは芝居好きの丁稚が仕事をさぼって見てきた歌舞伎の真似をするってことで、歌舞伎を見ていたので面白さも、凄さも倍増ってもんです。
中入りを挟んで濃い緑系の着物に、縞柄の金茶の羽織で「くしゃみ講釈」です。この枕はすみだトリフォニ―ホールで予定されている「オペ落語」のコマーシャルでした。狂言の茂山ファミリーとモーツアルトのオペラを舞台「狂言風オペラ・コジ・ファン・トゥッテ」にしてしまうらしい。米團冶師匠が何かの役で出る予定だったのが、脚本家が降りてしまったので(-_-;)米團冶脚本、演出という事になるようです。
ただいま構想、練習中らしいですが、、、面白そう。モッピー(茂山)も好きだし、うーん見てみたいけどお値段も結構よろしい。
米朝師匠の追悼公演もあるし、逗子文化プラザの米團冶独演会もあるし、困った困った(笑)
「くしゃみ講釈」では今度は講談を聞かせて下さった。声が良いので本当に心地よいです。そしてアホの与太郎もちゃ―んと笑わせてくれる。楽しい(*^_^*)
新富町駅近くの真っ赤なお店をちょっと拝見、とってもアメリカンなレストランのようでした。2-3人だったら行きたいかな。その隣りのイタリアンも良さそうな雰囲気でした。
帰りは一瞬「世田谷ぼろいち」に寄ってみようかなとも思ったけど、寒いし、暗くなりそうだし、何かものを買ってしまうと困るので(-_-;)止めました。
すずかけ駅前は「あずみの花園」が閉店してしまったけど居抜きで「アンベリール」というお花やさんが入ってくれたので嬉しい。
パン屋さん「サントノーレ」は特売日、お気に入りのカツカレーパンを買って、20%分の金券を戴いて帰宅しました。シンビジウムも無事に開花してホッとしました。