草もち姫 徒然なるままに

日暮し、PCにむかひて心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

アカデミー賞取れるかも?

2015年11月26日 | 映画

WOWOWとケーブル契約もしているので殆ど映画館に行かなくなったのだけど、「試写会」などが当たればもちろん喜んで参上します。

「JR大人の休日倶楽部10周年記念」ということで吉永小百合さん主演の「母と暮らせば」という映画の上映会に申し込んでいました。観るだけならわざわざ都内まで出向く交通費もかかるのでそんなに前向きじゃないのですが、「山田監督、吉永小百合さんのご挨拶」というのに惹かれて。

あまり関心が無いと思ったのだけどヨモちゃんが「小百合様がみたい」というのでちょうどバイトもなかったので一緒に行く事にしました。

有楽町はすっかりクリスマス。とその前に「維新の会」の選挙カーが停まっていて。はて?何事かと思ったら「維新の会」の代表選挙なんですか?全然知らなかった(笑)

    

ってことでイトシアにちょっと寄りました。クリスマスツリーの「ばら」って珍しい?

            

会場は有楽町のビッグカメラの7階の「よみうりホール」キャパは1100人でした。なんと全国から17,000通を超す応募があったそうです。

2名入場可なので500/17000の確率でゲットしたプラチナでした(*^_^*)開場前から大勢が詰め掛けていたようで私たちは開場後に入ったので2階席でした。

登場した山田監督、小百合さまは想像通りの方で、穏やかだけど意思が強くてエレガント、終戦70年という事で、くしくも小百合さまは70歳という事で以前からマイルドな反戦活動をされていたのは知っていましたが(朗読など)、今回はしっかり思いを乗せられたようです。

映画は井上ひさしさんの「父と暮らせば」という二人芝居にインスパイヤされているという事も知らなかったのですが、「父と暮らせば」の舞台は広島で、父=竹造は原爆の直撃を受けて死亡したはずなのだが、幻となって娘=美津江の前に現れたのですが、「母と暮らせば」は舞台は長崎、原爆で亡くなった息子=浩二(ニノ)が3年後に母=伸子(小百合さま)の元に現れるという設定です。

2時間を超える映画って長いなと思ったけど、親子の対話がほとんどで、それがとても素晴らしくてあっという間でした。浩二の婚約者=町子には黒木華さんで、このニノと華ちゃんの昭和顔がマッチしていました。唯一違和感があったのは子役の「本田望結」ちゃんかな?もちろん演技は素晴らしいんだけど、私の中ではもっと知らない子役が良かったかも?ってこと。

上質な映画だと思いました。山田監督と小百合さんはじめスタッフの反戦への願いも伝わります。久しぶりに良い映画観ました。「父と暮らせば」がベースというのがどう影響するのかは分らないけど、私に何の権利もないけど、、絶対アカデミー作品です。何か映画観たいと思っておられる方には是非お勧めします。ハンカチお忘れなく(-"-)

  

終演後ヨモちゃんと記念撮影、ビッグカメラではこんなカレンダー戴いてきたけど、、狭い我が家でこのスペースの壁を探せるか?毎年大きめの「Panasonic」カレンダーが無くなるからそこに貼るかな?とか師走の雰囲気になって来ました。

絶賛ダイエットからパワーを付けるために少しづつ食べ始めたヨモちゃんと一緒に久しぶりに外食しました。シュリンプトースト+ハンバーガー+フレンチトースト=満足

    

今日偶然「報道ステーション」を見ていたら小百合様が古館さんと出ていて、「今でも週に3キロくらい泳いでいるアスリートです」とおっしゃっていた。バタフライも泳げるとは聞いていましたが、本当に素敵な70歳です。多い時には年間400kmも泳いだそうです。プールのあるマンションなのかな?(そこ?) 


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