一昨年の今ごろ、郊外の国道16号の街路樹の赤い実にカメラを
向けていたら、通りがかりのご婦人からこの赤い実はなんという
木ですかと聞かれました。
コガネモチですと答えましたが、自信がなく帰って図鑑を見たら
クロガネモチでした。
一昨日、大野山から御殿場線の谷峨駅に下りて、駅前の広場で
休憩していたら、2本のクロガネモチが並んでいました。
高さ10メートルの木に赤い実がたくさん成っていました。
赤い実はくすんでいて常緑の葉に隠れて目立たないので、
花の好きな仲間から話題になりませんでした。
目の前のクロガネモチの枝を見たら、枝と葉柄が暗紫色で、
これがクロガネモチの名前の由来と納得しました。
赤い実は冬の間長持ちしますが、3月ごろ気がつくと
野鳥が食べてなくなっています。