くっしーの徒然日記

露出を上げても、、、(NGC891)

さて、かなり滞ってる画像処理だが、少しずつ進めていこう。と言う事で話は昨年の10月の湯の丸高原での撮影結果に戻る。

10月24日に、2度目の湯の丸高原を訪れての撮影結果である。この日は金曜の仕事を上がってからの遠征。といっても近場なので、10時前には最初の撮影を開始して撮ったのが、アンドロメダ座のNGC891である。


【↑NGC891 アンドロメダ座のエッジオン銀河】
Vixen SuperMirror R125S/D:130 f:720 UW9mm 80倍 GPE赤道儀+AL90
SkySencer2 PowerShot S90+CHDK F:2.0 f=6mm コリメート法
35mm版換算2240mm相当 合成F3.7 ISO:3200 S:128秒x10枚
撮影日:2014/10/24 21:54-23:24 撮影場所:長野県湯の丸高原
Registaxでコンポジット→FlatAideでFlat補正→Gimpでトリミング
トーンカーブ/サイズ調整→NeatImageでノイズフィルタリング

NGC891は、2011年の11月に一度撮影したっきりで、今回2度目の撮影である。前回はまだIXY30Sでの撮影なので、露出時間が64秒だったが、今回は128秒での露出である。

しかし、銀河を真上から見たフェイスオン銀河なら、広がる腕の淡い部分の写りが大きく変わる所だが、NGC891は銀河を真横から見たエッジオンで有る為、銀河の上下方向への広がりはもともと余り無いと思われるので、露出時間が倍に成っても、多少銀河が色濃くなったのと、わずかばかり大きく写ったかな程度で、写る大きさ的には、そう大差ない感じの写りである。

ただ、銀河の写り自体はかなり色濃く写っている為、暗黒帯部分もだいぶはっきりとした形で写っている感じである。

もう少し解像度が上がると暗黒帯の複雑な感じも写せるのかもしれないが、今の解像度では少し難しいかもしれない。

2014.10.24(2015/9/26)

コメント一覧

くっしー
kameさん、こんにちわ。

ウエーブレットですか。通常レジスタックスのデフォルト値のままで行っておりますが、少し変わったかな程度で、銀河とかあんまり大きく代わり映えがしません。と言うか最近惑星を撮ってないので、どう使うかすっかり忘れてしまっています。スタックした後、Do Allのボタンを押しているだけですね。そう言えば惑星の時は、このボタンを押すとかなり変わった気がするのですが、星雲や銀河ではあんまり変わって無いような気がしますね。単に設定がまずいだけかも知れませんが、、、、、
kame
私アンドロメダというとM31しか浮かびませんでしたが、(^^;
なかなかカッコイイ感じのエッジオン銀河ですね。

しかし前回も今回も見事に伴銀河まで捉えておられ、やはり総露光時間が同程度の場合は、銀河のような淡いなりにも明暗がハッキリした対象なら、画像処理で同程度まで持っていけるんでしょうかね。
もちろん最低限の1枚辺りの露光時間は必要かと思いますが。

それから解像度を上げる方法ですが、くっしーさんは以前からレジスタックスでコンポジット処理をされるようなので、恐らく既に試しておられるのではないかと思い質問させていただくのですが、ウェブレット処理でやはり解像度は上がりますが?

というのも少し前に私がM27を撮った際に、私が最近画像処理の主力として使っているRaw Therapeeというフリーソフトにも、少し前からウェブレット機能が実装されていたのですが、それをこの間、試しにM27に掛けてみると、グッと解像度が上がったものでして。

後からググってみると、やはり他でも同じような事を試しておられる方の記事が散見されるのですが、皆様どうしておられるのかな?と、気になっているところです。

もちろん私も以前に撮った画像等で検証している最中で、銀河や散光星雲には、レジスタックスのウェブレットよりも、Raw Therapeeのウェブレットのほうがよりマッチしやすいような印象も抱いております。

しかし、いかんせん手間がかかるため検証枚数が少なくて、できれば参考意見をお聞かせいただければありがたいところです。(^^;

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