さて、話は梅雨の合間の週末に晴れた、6月8日の八方が原遠征での撮影の続きです。
この日は、コリメートでは、彗星2つと、M101、M8-M20を撮影したのだが、傍らでMK-800の赤道儀を持ち出して、S95の望遠側での撮影を試みてみた。
【↑はくちょう座のデネブからサドルにかけて】
PowerShotS95+CHDK Iso800 F4.9 S=512秒x4コマ 35mm換算105mm相当
2013.6.9 00:28-01:20 MK-800の赤道儀に乗せて撮影
PITで補正→Registaxでコンポジット、FlatAideでフラット補正、
GIMPでトーン調整・リサイズ
この日、MK-800のバランスウエイトがシャフトごと、トランクの中で見つけられず、どうしようかと思ったが、カメラが軽いので、何とかなるかとウエイト無しで撮影したのだが、さすがに、うまく動かなかったらしくて、撮影した画像の中には、星が三角形の2辺をなぞった様な形に写った物が出てしまったので、PITで無理やり点像に近くして、コンポジットとリサイズでごまかしてある。
おかげで星像が今ひとつはっきりしない感じであるが、取り合えず何とか見られる位にはなった。
はくちょう座のサドル付近は、もう少しアップの画像を良く見かけるのだが、Powershotの最大望遠では、このサイズが一杯だったので、サドルからデネブ辺りまで入るように向けたら、以外に北アメリカ星雲が目立っていたので、少しデネブを中心寄りに持っていって構図を決めてみた。
北アメリカ星雲からペリカン星雲にかけての赤い星雲と、サドル周辺の散光星雲が赤く写りこんでくれた。サドル周辺は、さかいはハッキリしないが、IC1318と言うナンバーが割り振られているようだ。その周囲も、かなり広範囲に淡く赤い散光星雲が写っているようだ。
もう少しアップにするには、X2でズームを使うかとも思ったのだが、バランスウエイト無では、ズーム付きのX2は乗せられなかったので、仕方が無いところである。
次回は、X2のフィルターレス改造をして、もう少しアップで狙ってみたい所である。
2013.6.9(7/17)
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