くすの木少年団と「37」

万年お気楽人間の子ども会細腕繁盛記

「嫌いだった夏休みの宿題」なのだ。

2006-01-19 23:46:07 | 
冬らしく冷たい風が吹く中、コマをする子ども達。
それを眺める私。
嗚呼、がしたい・・・。
ボールはおろか、コマにも触ることすらなかった今日。
別に寒かったからじゃナイですよ。

まあそんな日もありますよね。
そんな今日は振り返るとヤツもいなければ
ネタもナイので、また本の話。

そういえば、子どもの頃は読書感想文って大っ嫌いだったなぁ。


学ばない探偵たちの学園
東川篤哉著 2004

あらすじ
 春に転校して無難な高校生活を送ろうと日々穏やかに過ごしていた主人公は
 無難な部活に入ろうとしたが、訪ねた相手は何の因果か
 学園非公認、一部から反感を買い、存在すら怪しげな「探偵部」(部員数2名?)だった。
 ミステリーを愛する先輩達に連れまわされ、付き合わされた主人公は
 ある日夜の保健室で死体を発見してしまう。
 しかしここで威信を取り戻すべく、探偵部は真相解明に乗り出したのであった・・・、

感想
 相変わらず話も口調もボケ満載。
 あやしげな登場人物や情景。
 どこまでいっても見当たらない緊迫感やどんどん流れる時間。
 進んでしまう事件。解けない謎。
 でも、ちゃんと収束していきます。
 軽く読むにはうってつけかと。


館島
東川篤哉著 2005

あらすじ
 瀬戸内海に浮かぶ小島に立つ六角形の奇妙な館。
 そこで見つかった館の主人の死体は螺旋階段の下で発見されたが、死因は墜落死だった。
 懸命の捜索にも関わらず、墜落現場すら見つからず事件はお蔵入り。
 それから数ヶ月。その事件の関係者たちが再び館へと集められた・・・。

感想
 トーンは言わずもがな。
 しかし、今回は東川作品で初めて
 どーーーしても主人公の語り口が許せませんでした。
 主人公のおっちょこちょいさが事件の一端を
 担っていたと分かった上でも拒否反応が・・・。(特に後半)
 
 話のまとまりやオチは「学ばない・・・」より良かったんですが
 その一点ですっきりしなかったです。


以上、ぐだぐだ書評でした。

次ネタが切れた時は、これらの事を書く筈です。
「マックスマウスと仲間たち」 / 「おせっかい」 松尾由美著
「スタイルズ荘の殺人事件」 アガサ・クリスティー
「Xの悲劇」 エラリー・クイーン
「密室は眠れないパズル」 氷川透

そんな事予告する前にネタ探しした方がイイ気もしますが、
とりあえずは本を読もうと思います。

それでは皆様おやすみなさい。

コメント (4)    この記事についてブログを書く
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4 コメント

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ぞろぞろ。 (37)
2006-01-25 21:19:26
>ちゃたん(祝)さん

そんな件数を見ても予約を入れるのが

スゴイよなぁ。

みんな件数なんか見ないのかしら。



機会があったら白夜行も見てみたいけど

序盤見逃したからもういいかな・・・。

いずれ本で読むですよ。
返信する
そろそろ (ちゃたん(祝))
2006-01-25 19:32:37
「容疑者X~」

予約件数がそろそろ500件ですね。

すごいなぁ。。

本当に、いつ届くのか・・・。



白夜行も予約してみましたが、

自分の順番はさっき見た時点で49番目でした。



これはドラマも結構面白いですよ~

(原作読んでないからかも・・・?)
返信する
流行り廃り。 (37)
2006-01-20 18:38:47
>ちゃたん(損)さん

一番下のはこれから読むのも含んでるから

あくまで予定っスよ。



だからあんまり読んでないと思うっスよ。

週2~3冊位?



今見たら予約数が467件だった。

一体何年先までの予約なんだろうか。
返信する
なんだかんだ (ちゃたん(損))
2006-01-20 13:51:37
結構読んでるじゃないですか。



最近図書館に行って思うのは

自分、同じ棚の小説ばっかり読んでるなぁ~

ってことです。

名前順だと「な」~「ま」あたりが多いみたいで。



ぁ、そういえば東野圭吾、直木賞受賞しましたね

予約件数が300超・・・いつになったら読めるでしょうか
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