皆さん、こんにちはー!
昌幸でーす!
今日も靴選びは慎重にというお話です
かの有名デザイナー・サルヴァトーレフェラガモもこのような名言を
残しています
「足に合った靴を履いていると、足は年をとらない」
内容的に靴業界をディスってる感じになってしまいますが、正直
それぐらい混沌としている現実があります
本題が終わった後、なぜこんなに混沌としているのかの
考察もしてみたいと思います
早速いってみよー!
■靴のS,M,L表記は要注意
皆さん、靴のサイズって「23.0センチ」だったり「36」だったり
「Mサイズ」だったり、色々な表記があって困りますよね…
「23.0」センチ…「日本サイズ」
「36」…フレンチサイズ、
「Mサイズ」…各社が独自につけたサイズです
日本サイズやフレンチサイズはここから更に
①「木型ベース」
②「足入れベース」かで
サイズ感が枝分かれしていることは「【衝撃】3Eに明確な基準なし?」
でくわしく説明しています
で、今日の本題の「S、M、L」表記ですが、実はこれ、
メーカーが独自につけたものであり、例えばJISのような
明確な基準は存在しないってご存知でした??
■各社の説明
業者によって、SMLのサイズ感の解釈もそれぞれです
当社もサイズ感のトラブル発生確率がそこまで多くないサンダル、
ブーツなんかでは一部「S,M,L」表記のものも存在しています
説明としては、
S=22.0~22.5cm
M=23.0~23.5cm
L=24.0~24.5cm
LL=24.5~25.0cm
と説明しています。
もちろん実際に履いてその説明で問題ないか確認します
しかし、このURLでは以下のように説明されています。
一般的には、Sサイズが22.5~23.0cm、Mサイズが23.0~23.5cm、
Lサイズが23.5~24.0cmだといわれています。
また、こちらのサイトでは当社と同じサイズの説明になっています
もうはっきり言って無茶苦茶です…(笑)
■パンプスの「S,M,L」表記は手を出さない方が…
パンプスのような甲被りの浅い靴のサイズ選びがいかに
繊細なものであるかは、これまで他の記事でもご紹介してきたので
省略しますが、正直S,M,L表記のパンプスには手を出さない方がいいと
思います
「サイズ感ぴったりサイコー!」なんてことにはまずならないでしょう
S,M,L表記のパンプスはほとんどが中国製の安物です
G〇や〇ニクロも靴を扱い始め、とても安価に靴を買える昨今ですが、
靴は服と違ってサイズ感を間違えるとほんとに将来あなたの足に様々な
トラブルを引き起こします
そうなりたくなければS,M,L表記のパンプスを履くのはやめましょう…
センチ表記のパンプスがトラブルを引き起こさないわけではありませんが、
確率論のお話です
冒頭のフェラガモ氏の明言を是非胸に刻んでいただきたいです
■なぜこんなに混沌としているの?
なんでこんなに靴って基準なき商品なのだろうと私も考えることがあります
おそらく、出発したタイミングがよくなかったのだと思います
設備の進歩で量産体制が可能になったタイミングできちんとグローバルな
基準が設けられていればもっと消費者目線の商材になりえたのかもしれません
ただ、これもタラればの話です。
混沌としているのは世界で言語が異なり、地方に方言が存在し、
それを統一化することなど不可能なことと似ている気がします
■まとめ
・SML表記はメーカーが独自に設定した基準なきサイズ設定である
・パンプスのようにサイズ選びが繊細な商品のSML表記は避けた方が良い
・靴業界の基準の曖昧さは多種多様な基準が統一化されてこなかったから?(独自考察)
皆さんが少しでも自分にぴったり合った靴を見つけられますよーに