REYの世迷言

日々の日記風ブログ

ノーテンとTR

2009-06-03 | Weblog
ある方から
「ブログみてるけど、専門用語わかんないよ。
ノーテンてなに?TRってなに?」と言われました。
専門用語ってわけでもないんだけど、
そう言われてみれば、クライマーじゃあないとわからないかなあと、
簡単に説明をします。

ノーテンとはノーテンションのことで、
一度もロープに体重をかけずに(墜落なしに)
指定された終了点(ルートによって違います)まで登りきることです。
もともと、フリークライミングのロープは、あるんだけどないもの。いざというだけのものとして考えます。ひっぱり揚げられたりするのは、完登したとはいいません。

TRとはトップロープクライミングのことです。
終了点にあらかじめロープがかけてあるのを登るクライミングです。

フリークライミングは開拓と言って、
その岩場をクライミングのための岩場にするためにある程度整備することが多いです。(登りやすくするためにもともとの岩を細工するのは最も恥ずべき行為だ!)

それは、岩にからんだつたや苔を取り除く作業であったり、
終了点の設置だったり
途中のプロテクションを掛けるためのボルトの設置だったり、
地主さんへのあいさつだったり、いろいろなことをクリアしてから、公開されるわけです。
今、私がやってるフリークライミングはこういう公開されている岩場に行くことがほとんどです。
あと、クラックといって割れ目にプロテクションをとりながら登るクライミングや
アルパインクライミング(なんか打ちながら登る?っていうみんなの抱いてるイメージの)とかありますが、今日は省略します。

写真は難しいルートをTR(トップロープ)で練習してるところ。
城ガ崎の悪夢13Cです。
手前が確保者の側のロープ。
自分の限界ルートや難しいルートはこうやって練習することもあります。

私の場合は単に気楽にとりつけるからだし、一緒に行く人が上手なのでTRのセットしてくれるからついつい甘えちゃって…

ルートの終了点までは、リードといって自分でプロテクションを掛けながら登るのが普通です。RP(レッドポイント=完登)はリードしないと認められません。
(まれにTR課題というのがあってその時はTRノーテンでもOK)

だいたいクライミングにはいろんなルートがありそれぞれ難しさも違うという大前提があるのだけれど、こんな感じです。

とくにいなせさーん、わかりましたか。
質問や補足のある人はどしどし書き込みよろしく

あじさい寺

2009-06-03 | Weblog
そろそろ咲いてるかなあと思って、あじさい寺として有名な『妙楽寺』に行ってみました。
うちから歩いて30分くらい。
おもったより近かったです。

花の開花は2~3割程度でしょうか。
まだまだ花見客もまばら、鮮やかな花より葉の方が目立ってました。

写真はお寺の紫陽花。っぽいかな。

今日はむし暑くそろそろ散歩途中の水分補給も必要かも。