REYの世迷言

日々の日記風ブログ

『ロミオとジュリエット』を観た

2010-03-11 | Weblog
午前10時の映画祭 5週目はあのシェークスピア大先生(大先生といっても平山さんじゃありません)原作のロミオとジュリエットです。
大昔に観た記憶はあっても、主役の二人がすばらしく美しかったこと以外何にも覚えてない、そんな映画です。

数年前から数えて上演回数200回越えを果たしている劇団鳥獣戯画+赤星くんの
『三人でシェイクスピア』の常連でもあるワタクシ。
門前の小僧習わぬ経を読む…とはよくいったもので、
知らず知らずのうちに
あの古典的名台詞の数々をおぼえちゃってたんですねー。すごいわ。

次の台詞がわかっちゃってました。
あと乳母やローレンス神父の重要性も。

ずーっとこれまで悲劇だとおもってたこの映画、テーマ曲ももの悲しいし。
でも、今回改めてみたら、何だか喜劇っぽい。
しかも、ロミオって先走りのおっちょこちょい?
若さゆえということもありましょうが、あーあーやっちまった(昨日のブログにもでてきた台詞)っていうのがたびたびなのだ。

オリビアハッセーはかわいいし、ひたむきな感じ。
あの黒髪も日本人好みって気がする。

しかし、知念さんはこんなに大勢が出演する芝居をよく3人で演じてるなあ、そして演出したなあと感心しました。

関係ないけど、この間コクーン前で日本のシェイクスピア学者では一番の小田島先生にお会いしました。
昔は小田島先生に会いたければ初日に行けという言葉があったようななかったような。
よく初日にお会いしたもんです。
で、ミーハーなので握手してもらいました

それもこれも、三人でシェイクスピアの中で赤星くんが
『小田島先生ほめてたもん。赤星くんやるねーだって』。
もちろん赤星くんの創作(アドリブ)ですが、さんざん聞かされたもので
すごく親近感があったんです。
つい知り合いのような気がして。すみません。錯覚です。

そんなわけで、ロマンチックムードですすり泣きの聞こえる中
うーん喜劇だね、と思った映画ロミジュリなのでした