蓮と睡蓮の違いを知ってから、池を埋め尽くされるような蓮が見たいなあと思ってました。
しかし、蓮の名所の行田市は日本一暑いゾーン。
それで、ふと思い出したのが鎌倉。鶴岡八幡宮の源平池の蓮。
運動会の赤白や年末の紅白歌合戦、赤と白は源氏と平氏なんですよね。ちなみに源氏は白で、平氏が紅。(関係ないけど、テニスの錦織選手が白の鉢巻をしていたときは勝って、紅の鉢巻をしてたら敗退。2戦しかみてないけど、偶然なのかな)
今頃気づくなんて、遅い。
それでいつもよりちょっと早い行動。通勤の人でぎゅうぎゅうの電車に乗りました。
もっとも、今夏休みなので学生の分だけすいてましたけど。
横須賀線が武蔵小杉に停車するようになってからドアからドアで鎌倉まで一時間も掛からなくなりました。
近いわー。そして涼しいわー。
一眠りしているうちに到着。
いつもは原宿竹下通り並みの混雑の、小町通りもまだすかすか。
地元の人が通るのみ。
で、蓮。
思ったよりたくさん生えていて、蓮の蕾も思ったより大きくて、当然咲いた蓮の花も大きくて、レンコンはシャワーヘッドのようで。。。とまあ お釈迦様関係に用いられた理由がわかりました。
でも、まだ9時くらいなのに日差しがきつくて、汗だくです。
。。。と見渡せば、参道近くに県立近代美術館の看板が。
企画展で《気谷誠》さんのコレクションで『鯰絵(なまずえ)とボードレール展』というのをやってました。
鯰絵とか気谷さんとかあまりよくわからないままに入場すると、
最近見た展覧会では一番のおもしろさ。
鯰が擬人化されてるところといい、庶民の姿が描かれてるところといいまさに私好みの展覧会でした。
あとボードレールというより、19世紀の銅版画コレクション。
私の大好きなノートルダムのガーゴイルも描かれてて、小さくガッツポーズだ。
こんなに私好みの展覧会なんて今日はラッキー。図録も買っちゃいました。
そして今日は、近美本館のチケットで別館が無料で入れるので、そっちも行きました。
『古都鎌倉と近代美術』というの。
私は朝井閑右衛門さんの鶴岡八幡宮を描いた作品がすきでした。
本殿の空にもののけみたいなのが浮いてるやつ。
あと、藤田 嗣治のキキ ド モンパルナス、本物見てきました
でも昼頃帰ってきました。
暑いのはつらいね。でも楽しかった。