
1996年発行の林望さんのエッセイ《リンボウ先生のへそまがりなる生活》を読んだら
諸外国ではエスカレーターの片側を急ぐ人のためにあけておくのに、どうして日本はやらないのか、ということが書いてあった。
あれから20年近く、その習慣も定着した感あり、エスカレーターの片側は立ち止まって乗る人、一方は急ぐ人(歩く人)になってる。
でも、最近この習慣もなんだかなあとおもう。
例えばJR川崎駅。(通勤ピーク時ではないけど)
ここはエスカレーターの両脇に階段があるし、エスカレーターも2基ついてる。
立ち止まってのる左側には長蛇の列、でも急ぐ人用の右側には誰もいない。
すいてるのだから両方立ち止まってのればいいのでは?と思う。
また、そんなに急ぐ人は階段を使えばいいのでは?とも思う。
あ、でも川崎駅ではエスカレータートラブルの傷害事件があったから、よけいそうなのかとも思う。
時々エスカレーターでは歩いたり走ったりしないでくださいという張り紙を見かけるようになったけど
エスカレーターで止まってのった場合と歩いた場合、階段を駆け上がった場合の時間をきっちり計って
示せば大差ないことがわかって止まってのるんじゃないだろうか。