おはようございます
今日は、ちょっぴり寝坊助をしてしまいました。
たぶん、朝がちょっとヒンヤリしてたせいで、
巣からでることができませんでした
そのうち、暑くて目が覚めることだと思います
それでは、今日は言葉の面白さ・楽しさを知ろうシリーズをお楽しみください
『旬』(しゅん)
☆-----季節の食物が出盛りの時-----
「旬」は、十日間を意味する漢字です。
今でも、上旬、中旬、下旬という言い方が残っていますね。
中世、朝廷では、毎月1日、11日、21日に、
天皇が臣下から政務を聞く「旬儀(しゅんぎ)」という
儀式が行われたそうです。
これを略して『旬(しゅん)』というようになりました。
この日には、季節に最も適したものや、
その時期にもっとも味のよい食物などが支給されたのだそうです。
そこから、季節の食物が出盛りの時や、
最も味がよい時を、『旬』というようになったというわけです。
最近では、『旬』がわかりにくい時代になってしまいました。
昔から人々は、めぐる季節に思いをはせながら、感謝の気持ちでいただいてきたはず。
そう……。
『旬』は、それぞれの季節からの贈り物なのですから。
『妻恋鳥』(つまごいどり)
☆-----雉(きじ)の異称-----
~春の野に あさる雉(きぎし)の 妻恋に
己(おの)があたりを 人に知れつつ~ (『万葉集』大伴家持)
春の野に、餌(え)をあさる雉は、妻恋しいと鳴くばかりに、
自分の居場所を人に知られてしまうんだなあ……。
この歌から、雉(きじ)は、『妻恋鳥』と呼ばれるようになりました。
ところで、つっけんどんな態度を、「けんもほろろ」といいますね。
これは、雉の鳴き声からきた言葉です。
雄は求愛する時、全身の力をふりしぼるように、「ケーン」と鳴いて、
「ホロロ」とあの美しい羽根を打ち鳴らすのだそうです。
その「ケン」を「剣突(けんつ)く」「慳貪(けんどん)」などの
「ケン」にひっかけて、
深い意味もなく「ほろろ」をつけただけのことだそうですが……。
語呂がいいので、親しまれたのでしょうね。
もちろん、雉の雌が、「けんもほろろ」な態度をとるわけではありません。
『料峭』(りょうしょう)
☆-----春風が肌に寒く感じられること-----
「料」は撫でるという意味、「峭」はきびしいという意味。
よく、「春寒料峭(しゅんかんりょうしょう)」
「余寒料峭(よかんりょうしょう)」などと、
四文字熟語にして使われます。
あたたかくなってからの、きびしい風は、
とりわけ頬に冷たく感じるということでしょう。
「立春」を過ぎてから、また、寒さがぶり返すことを、
「寒(かん)の戻り」といいますね。
ここでいう「寒」は、「小寒」と「大寒」の時期を指します。
ほかにも、「春寒(はるさむ・しゅんかん)」「冴え返る」…。
どれも、春が来た後に感じる寒さをあらわす言葉です。
まるで、浮きたったり、はやったりする心を、いさめるかのような、冷たい風。
でも、そんな風の中に、まぶしい光を感じます。
きっと、私たちも……。
何度も何度も、後戻りを繰り返しながら、春に近づいていくのですね。
お楽しみいただけましたでしょうか?
言葉言葉の歴史って、面白くないですか?
知らず知らずのうちに、自分の口から発しているものですが、
言葉には、それぞれの歴史があって、
その中から、生まれているものです。
どんな経緯で生まれた言葉なのかを知ることは、
日本人として必要なことだと思います。
昔は、筆を入れていたことから、
筆箱といいますが、今の時代はシャープペンシルなので、
SPケースかな
昔は、下駄を入れていた下駄箱は、
今はスニカーや革靴、運動靴などをいれますね。
逆に学校に下駄をはいていけば、
起こられることだと思います
なので、昔の言葉を大事にしていく中でも、
今を生きる我々は、日々時代に即した新しい言葉を
使っていく生き物だと思います。
なので、流行語なども、
その時代その時代を表現する上で、
歴史ある言葉になっていくのだと思います。
言葉って、本当に面白いですね
おちまい
今日は、ちょっぴり寝坊助をしてしまいました。
たぶん、朝がちょっとヒンヤリしてたせいで、
巣からでることができませんでした
そのうち、暑くて目が覚めることだと思います
それでは、今日は言葉の面白さ・楽しさを知ろうシリーズをお楽しみください
『旬』(しゅん)
☆-----季節の食物が出盛りの時-----
「旬」は、十日間を意味する漢字です。
今でも、上旬、中旬、下旬という言い方が残っていますね。
中世、朝廷では、毎月1日、11日、21日に、
天皇が臣下から政務を聞く「旬儀(しゅんぎ)」という
儀式が行われたそうです。
これを略して『旬(しゅん)』というようになりました。
この日には、季節に最も適したものや、
その時期にもっとも味のよい食物などが支給されたのだそうです。
そこから、季節の食物が出盛りの時や、
最も味がよい時を、『旬』というようになったというわけです。
最近では、『旬』がわかりにくい時代になってしまいました。
昔から人々は、めぐる季節に思いをはせながら、感謝の気持ちでいただいてきたはず。
そう……。
『旬』は、それぞれの季節からの贈り物なのですから。
『妻恋鳥』(つまごいどり)
☆-----雉(きじ)の異称-----
~春の野に あさる雉(きぎし)の 妻恋に
己(おの)があたりを 人に知れつつ~ (『万葉集』大伴家持)
春の野に、餌(え)をあさる雉は、妻恋しいと鳴くばかりに、
自分の居場所を人に知られてしまうんだなあ……。
この歌から、雉(きじ)は、『妻恋鳥』と呼ばれるようになりました。
ところで、つっけんどんな態度を、「けんもほろろ」といいますね。
これは、雉の鳴き声からきた言葉です。
雄は求愛する時、全身の力をふりしぼるように、「ケーン」と鳴いて、
「ホロロ」とあの美しい羽根を打ち鳴らすのだそうです。
その「ケン」を「剣突(けんつ)く」「慳貪(けんどん)」などの
「ケン」にひっかけて、
深い意味もなく「ほろろ」をつけただけのことだそうですが……。
語呂がいいので、親しまれたのでしょうね。
もちろん、雉の雌が、「けんもほろろ」な態度をとるわけではありません。
『料峭』(りょうしょう)
☆-----春風が肌に寒く感じられること-----
「料」は撫でるという意味、「峭」はきびしいという意味。
よく、「春寒料峭(しゅんかんりょうしょう)」
「余寒料峭(よかんりょうしょう)」などと、
四文字熟語にして使われます。
あたたかくなってからの、きびしい風は、
とりわけ頬に冷たく感じるということでしょう。
「立春」を過ぎてから、また、寒さがぶり返すことを、
「寒(かん)の戻り」といいますね。
ここでいう「寒」は、「小寒」と「大寒」の時期を指します。
ほかにも、「春寒(はるさむ・しゅんかん)」「冴え返る」…。
どれも、春が来た後に感じる寒さをあらわす言葉です。
まるで、浮きたったり、はやったりする心を、いさめるかのような、冷たい風。
でも、そんな風の中に、まぶしい光を感じます。
きっと、私たちも……。
何度も何度も、後戻りを繰り返しながら、春に近づいていくのですね。
お楽しみいただけましたでしょうか?
言葉言葉の歴史って、面白くないですか?
知らず知らずのうちに、自分の口から発しているものですが、
言葉には、それぞれの歴史があって、
その中から、生まれているものです。
どんな経緯で生まれた言葉なのかを知ることは、
日本人として必要なことだと思います。
昔は、筆を入れていたことから、
筆箱といいますが、今の時代はシャープペンシルなので、
SPケースかな
昔は、下駄を入れていた下駄箱は、
今はスニカーや革靴、運動靴などをいれますね。
逆に学校に下駄をはいていけば、
起こられることだと思います
なので、昔の言葉を大事にしていく中でも、
今を生きる我々は、日々時代に即した新しい言葉を
使っていく生き物だと思います。
なので、流行語なども、
その時代その時代を表現する上で、
歴史ある言葉になっていくのだと思います。
言葉って、本当に面白いですね
おちまい
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