今シーズンのイタリア・セリエAも遂にフィナーレとなりました。
インテルの優勝が決まってから個人的に注目していたのはやはりB降格争い。カルチョスキャンダルのペナルティーで降格が予想されたレッジーナは大健闘。また、90年代にユベントス&ACミラン&インテル&ASローマ&ラツィオ&フィオレンティーナと並び、ビッグ7と呼ばれたパルマ(今思えばボスマン判決バブルと言えるかもしれません)もあぶなかったですが、なんとかもちなをしました。
結局降格はメッシーナとアスコリはまあ当然だとして、まさかの降格はキエーボ・ヴェローナ。ここ数シーズン、セリエA常連の仲間入りを果たしたと言っても過言ではなかったキエーボでしたが、B降格どころかそのまま奈落の底に落ちてしまうのがサッカーの怖いとこ。フォッジャやペルージャ、ヴェネツィアのようにそのまま3部(C1)まで降格にならないようがんばって欲しいところですね(サカつくシリーズだとゲームオーバー)。
3部まで降格と言えばイングランドのリーズ。かつてチャンピオンズ・リーグ拡大と共にリオ・ファーディナンドやアラン・スミス、ウッドゲイトらイングランド代表にヴィドゥカやキューウェルといったオーストラリア代表勢を擁し、ヨーロッパを席捲したリーズ。しかし、前述したイタリアのビッグ7の一部やドイツのドルトムントらと同じく、急激な成長は財政難も伴い、3部まで降格となってしまいました。リーズもある意味の犠牲者かもしれません。