サカつくEUプレイ日記「トレントミラノ全面抗争編」。これまで攻撃陣はよく取り上げてきましたが、カウンターを主体とするトレントCalの攻撃陣が機能するのはやはり堅牢な守備があってこそだと思います。ということで本日はトレントCal不動のCB、メルテザッカーをピックアップしたいと思います。
メルテザッカー DF/GER 在籍期間:2011~(9年目) セリエA通算成績:289試合8得点3アシスト(2011~2018シーズンまでの成績) 個人タイトル:なし
過去8シーズンのセリエA平均出場数は約36試合を誇るメルテザッカー。2011-2012シーズン、同時期に入団したカーレンベルグがチームに馴染めないのとは対照的に2m近い長身を武器に入団直後から定位置を確保。セリエA初優勝を達成した2012-2013シーズンには全試合(38試合)に出場し、悲願のスクデット獲得に貢献。スランプに悩んだ2014-2015シーズンこそ28試合の出場に留まりましたが、2年連続3度目のリーグ制覇を達成した2016-2017シーズンは37試合に出場し、リーグレコードとなる1シーズン14失点の記録達成に貢献。個人タイトルこそありませんが、トレントCalのカテナチオを体現するCBといっても過言ではありません。
ゲーム的なことで言うとサカつくEUのCBはストッパー以外のプレイスタイルはあまり使えないと聞いたことがあるのですが、メルテザッカーのプレイスタイルはセンターバック。主にペアを組むベルガメッリのプレイスタイルもセンターバックですし、先日ピックアップしたショーリーも飛び出し持ちでなくても2年連続得点王を獲得しているので、正直プレイスタイルは使いようかなぁとも思います。
リアルではドイツ代表のDFの要として2006年W杯に出場したペア・メルテザッカーですが、うれしいことに?トレントCalでは代表に一度も選出されていません。それにしても4年前までアマチュアだったにも関わらず、ドイツ代表のレギュラーの座を掴んだメルテザッカーにしろ大工のバイトからW杯得点王になったクロ-ゼといい、ドイツの育成システムは一体どうなっているのでしょうか?短期間でシンデレラボーイを生み出すあたりがドイツサッカーの強さのひとつかも知れません。