お正月もガンガンやってたイングランド・プレミアリーグですが、新年を迎えたということで、ここらで勝手に今シーズンの前半戦を振り返ってみたいと思います。
まずは現在リーグ最多得点&最小失点で首位に立つマンチェスター・U。ファン・ニステルローイを放出したものの、代役探しがうまくいってなかったみたいなんで、シーズン開幕前にマン・Uが首位で新年を迎えるとは正直思ってませんでした。既存の攻撃陣、中でもチームトップの12ゴール(ゴールランキング2位)をマークし、先日2006年度のポルトガル最優秀選手にも選ばれたC・ロナウドの活躍が目立ちますね。マン・Uの7番はC・ロナウドには荷が重いと思ってましたが、2006年W杯が終わって一皮向けた気がします。ルーニー&サハの2トップのコンビネーションも中々ですし、バックアッパーに昨シーズンまでバルセロナでプレーいていたラーションの獲得も決定。このまま逃げ切るんじゃないんでしょうか。
一方、マン・Uとは対照的にシェフチェンコとバラックを獲得、銀河系軍団化した昨シーズンの王者チェルシー。2位にはつけていますが予想通り?シェフチェンコとバラックはパッとせず、チームとしてあまり機能していないから結局メンツ勝ちな感じがします。これはかってな持論ですが、元祖銀河系軍団レアル・マドリー同様、昨シーズンまでのチェルシーやライカールト監督就任後のバルサ、今シーズンのインテルに比べるとスター軍団の寄せ集めが機能しないというよりもタイトルに餓えている感がないのでは?と思います。ロッベンがターンオーバーに不満を漏らしたり、シェフチェンコのミラン復帰が噂されたり、バラックが古巣バイエルンともめたりetcとピッチ外でもなにかと不穏な空気も流れてますし、プレミア3連覇は難しいんではないでしょうか。もっとも照準はチャンピオンリーグに絞っているのかもしれませんが、、、。
続いて上位2チームを追うリバプールとアーセナルですが、エンジンかかるのがちょっと遅かった気がします。
個人的にここまで気になった選手はやはりアーセナルのファン・ペルシですね。ゴッドハンドもありましたが、昨シーズンで引退した母国オランダの先輩、ベルカンプの後継者になってますね。ルーニーもそうですが、ここ最近イタリアでいわゆる9.5番タイプの選手が減ってきていると思うので、彼らには楽しませて欲しいところです。今シーズン、アーセナルに加入したロシツキもドルトムントをブンデスリーガ優勝に導いた頃に比べると年々ファンタジーが減ってる気もしますし。