トレントCalの2008-2009シーズンまとめです。
2008-2009シーズン成績
・セリエA 7位(38試合15勝12分11敗。得点48失点42得失点差6、勝点57)
・プライムカップ 1回戦敗退
・アフリカクラブカップ 優勝
・チーム出場ランキング/ベスト5
第1位 パスクァル、ペッレ、アルベス(38試合)
第4位 シェファー、クリズペラ他2名(37試合)
・チーム得点ランキング/ベスト5
第1位 ソッレンティーノ(13ゴール、セリエA3位)
第2位 ラゾビッチ(8ゴール、セリエA13位)
第3位 FWサビハヒブ(7ゴール)
第4位 パスクァル(5ゴール)
第5位 アルベス他1名(4ゴール)
チームアシストランキング/ベスト5
第1位 アルベス(15アシスト、セリエA1位)
第2位 ペッレ(8アシスト、セリエA9位)
第3位 ラゾビッチ(7アシスト、セリエA11位)
第4位 サビハヒブ、ソッレンティーノ(3アシスト)
チーム評価点ランキング/ベスト5
第1位 パスクァル、ラゾビッチ、ソッレンティーノ(5.8)
第4位 ブレヴィアリオ、クリズペラ他5名(5.7)
なんとかセリエA残留を果たした昨シーズンとメンバーはほぼ不変。戦前は残留すらあやぶまれたが、開幕前に新戦力ラゾビッチの活躍でアフリカクラブカップを制し、順調な滑り出しを見せ、余剰戦力を積極的に放出してスリム化を図ったチームはその後も安定した戦いぶりで7位に入賞した。
昨シーズン途中から就任したブアデス監督は4-4-2Bをベースに個人技で局面を打開するチームを作り上げ、昨シーズン不発に終わった攻撃陣の建て直しに成功している。そして、サイドから攻撃を担ったのがブラジル出身のレフティー、アルベスと万能型FWのソッレンティーノ。アルベスはワールドクラスの選手を抑え、セリエA1位となる15アシストをマークし、スペクタクルなゴールも決めている。ソッレンティーノは開幕前にスタメン落ちしたものの、第27節レッジーナ戦ではハットトリックを達成し、終わってみればセリエA3位となる13ゴールをマーク。セルビア・モンテネグロ代表にも選出されたラゾビッチと大ベテラン・サビハヒブも合わせて15ゴールと十分以上の働きを見せている。
一方、ディフェンス陣は左SBのパスクァルが効果的な攻め上がりで5ゴール・3アシストを記録したが、安定感を欠き、昨シーズンより多い42失点を献上している。
新シーズンメモ
・安定感を欠いたディフェンス陣にテコ入れすべく、ユベントスからベテランのR・コヴァチ(CRO/DF)を獲得。
・余剰戦力の放出で得た資金をベースにASローマのカッサーノ(ITA/FW)やインテルのトーニ(ITA/FW、フィオから移籍)の獲得を狙う。
・アルベス、フォリオら主力の一部が年俸に不満を持っており、移籍の噂も。