バルセロナが、2021年まで契約が残っているアルゼンチン代表FWメッシに対し、2004年のトップチーム昇格から10回目の契約更新となる2025年までの4年契約を提示するそうです。
一方、2025年まで契約更新された場合、契約満了時にメッシは現役引退も視野に入る36歳を迎えることから、バルサのバルトメウ会長は「『ポスト・メッシ時代』に取り組むことが、私たちの義務だと考えているよ。時代は変わりゆく。メッシがバルサでプレーを続けないことを決断した時に備えなければいけないね。」 とコメントしました。
同一チームで長期間に渡ってトップパフォーマンスを維持した例としては、元ローマの元イタリア代表FWトッティが思い浮かびますが、メッシが記録した個人の成績はトッティ以上かと思います。
もちろん同じ10番でもトッティとメッシを取り巻く環境は違いますし、バルサが獲得したタイトルの数が全てメッシだとも言いません。
ですが、一人の10番によって一つのクラブにもたらされたタイトルの数も、これまでの欧州のサッカー史でも例にない記録だと思います。
そして、近い将来、これまでの欧州のサッカー史で一つのクラブが迎えたことのない喪失を、バルサが迎えることになるのは間違いないです。