世界的にサルーンの売り上げが低迷する中で、シトロエンが今後2年間の間にC6の新型を含む3車種のサルーンを発売するそうです。
サルーンの需要が高い中国市場がターゲットだと思います。
また、以前パリを訪れた際に夜オペラ座にずらっと並んでいた黒塗りのC6がカッコ良かった記憶があります(それもC6の中に時々紛れていたメルセデス・ベンツのSクラスがC6の良さをさらに際立たせていました)。
そして、2016年に発表されたCエクスペリエンス・コンセプトはそのC6の後継車に相応しいと思います。
ただ、シトロエンからC6の後継車をリリースするのであれば、DSが中途半端になると思いますし、そもそもDSをシトロエンから独立したブランドにするべきではなかったと思います。
C6は2012年で生産を終了し、その役割はDSのクロスオーバーSUV(DS5、DS7クロスバック)に担わせた訳ですし。
もちろんシトロエン及びDSからすると、中国市場にはDSからDS5との関連性が低そうなセダンのDS5SLと2016年にも初代との関係がこれも薄そうな2代目のC6を投入しており、サルーンから手を引いているつもりはないのかもしれませんが。