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グレイト・ヒッツ 価格:¥ 2,415(税込) 発売日:2005-05-25 |
今日のお気に入りのCDは現在公開中の映画「20世紀少年」でもお馴染みの♪20th Century Boyも収録されているT・レックスの「GREAT HITS」です。
T・レックスのアルバムと言えば♪20th Century Boyと並ぶT・レックス及びグラムロックの代表曲♪Get It Onが収録されている「ELECTRIC WARRIOR」(邦題:電気の武者)やビートルズのリンゴ・スターがジャケ写を撮影した「THE SLIDER」が挙げられますが、サイドバーにも貼り付けている通りT・レックスはアルバムトータルよりも1曲1曲がカッコいいバンドだと思いますので、個人的には「GREAT HITS」がおススメです。全曲ハズレなしですが、中でもM-2♪JITTERBUG LOVEのマーク・ボランのギターはシビれます。まさにT・レクスタシー!!
と、勝手に盛り上がっていますが(苦笑)、T・レックスを久々に聞いて思うにグラムロックはいい意味でハッタリなロックだったと思います。中でもデヴィッド・ボウイが「ZIGGY STARDUST」で”スターマン”になりきってそれまでは見向きもさらなかった楽曲を神格化すれば(確か「ZIGGY STARDUST」のM-3♪Mooage DaydreamやM-8♪Hang On To Yourselfは「ZIGGY~」よりも前に発表された楽曲で、リテイクだったと記憶しています)、初期のロキシー・ミュージックが演奏力のなさを逆手にとって実験的に昇華させる一方で、T・レックスは当時マーク・ボラン自身が「エリック・クラプトンよりも俺の方がギターが巧い。」と発言していた通りあくまでも正攻法というか王道だったと思います。お世辞にもボランの方がクラプトンよりギターが巧いとは思えませんが、不思議と♪20th Century Boyのギターリフを弾くとクラプトンよりもギターが巧くなった気がします。