パリSGのトゥヘル監督が今夏マンUに加入したウルグアイ代表FWカバーニについて、「少しシャイだが、とても明るい人物だ。そして、ハードワークを厭わない。すべての練習で最初の1分から最後の1分まで、彼の姿を見ないことはないだろう。完全に信頼することができる選手だ。真のストライカーは神経質だと言っているが、彼もそうだ。彼はゴールのため、点を取るために生きている。得点を取り、自信に満ちている時、彼は世界有数の9番だ。長い期間、このクラブに在籍してファンとも深いつながりがあれば、戻ってきた時に歓迎されるだろう。」と、 昨季までパリSGに所属して公式戦通算301試合で200得点を挙げたカバーニを称賛しました。
続けてトゥヘル監督は「警戒が必要だ。彼を抑えるのは、とても困難だ。彼は違いを作ることができるし、そんな彼の対策を練らないといけない。」と、CLで対戦するマンUのエースナンバー7のカバーニを警戒しました。
マンUのソルスキア監督はパリSG戦を前に「コンディションは良いが、もっと他の選手たちと合わせる必要がある。」とカバーニの欠場を示唆しましたが、カバーニ本人は パリSG戦に出場したかったと思います。
公式戦301試合で200得点を記録した9番として、送り出された感じもしませんし。
裏を返せば、パリSG戦こそカバーニの出番だと思います。
それでも出番がないとなると、マンUのエースナンバー7としては何とも運がないというか、この先活躍するとも思えません。
一方で、カバーニがマンUの7番を付けることになったことを知った上で、あえて世界有数の9番と称したのであれば、トゥヘル監督はウィットに富んでいると思いました。