YouTubeで「V」の50話を見ました。
49話の終盤から本来は宇宙戦闘用であろう巡洋艦や機動戦艦が雲の上で戦う姿は、ラストの最終決戦は宇宙空間の敵の要塞(ア・バオア・クーやコロニーレーザー、アクシズにメサイアやソレスタルビーイング号etc。といっても「OO」以降はあまり見ていないので良く分かりませんが)が多いシリーズの中でも異色だったと改めて思いました。
また、サラミス改やジャンヌ・ダルクがハイスピードで雲の中から浮上する序盤のシーンは、この他のシリーズとは違う最終決戦の舞台を印象付けるシーンだと思いました。
一方、50話と言えば、やっぱりリーンホースJrになると思うのですが、その前のジャンヌ・ダルクを踏まえると、感動的なようで無責任な大人の行動にも見えます。
BGMは感動的ですし、身を呈して未来の若者を守ったとも言えますが、その若者であるオデロやトマーシュは直前までリーンホースJrを守るべく奮戦していますし。
彼らからすれば、特にオデロにとっては家のような存在でしょうし。
また、くしくもジャンヌ・ダルクもリーンホースJrもエンジンを損傷して覚悟を決める訳ですが、ムバラク・スターンとゴメス艦長のそれぞれの最後とハンゲルグと偽ジン・ジャハナムの覚悟の違いも、改めて見ると感動と無責任な大人の姿をそれぞれより色濃く見せていると思いました。