シビックのRSと言えば、ミラクルシビックこと6代目のEKのフェリオに確か特別仕様車みたいな感じで設定され、地元のプリモ店の広告が新聞に入っていました。
タイプRと同じくHのエンブレムは確かボンネットにあって、代わりにフロントのグリルに飾られていたRSのバッジがカッコ良いと思いました。
当時の私のクワヒロカーは初代のスポーツシビックこと5代目のEGの1.3リットルのSOHCで、購入した時は車に興味がなく、かつ就職と同時に通勤用に車がいるということで親に頭金を借りて近所の中古車屋で今思えば格安の中古車を購入しました。
それも車に興味がなかったことに加えて、初出社日まで時間もなくて、たまたまこれも新聞に入っていた中古車屋の広告を見てそこから選んだ次第です。
当時TVCMが流れていた日産のルキノ・クーペも良いのではないかと思って日産のディーラーに電話したら、2~3週間で納車は無理と一蹴されてルキノは断念しました。
それが運転に馴れて車が通勤だけからレジャーにも用途が広がり出したころで、加えてWRCもNHKのBSで放送されていて興味を抱いてよく見ていたこともあり、かつEG ≒ VTECのSiRだったこともあって2代目のクワヒロカーは自分の趣味で選ぼうと頭金の貯金を初めていた頃でした。
その頃候補だったのがWRCの影響もあってプジョーの306が本命だったのですが、やはりスバルのインプレッサになるとWRCの影響を受けていても社会人2年目ぐらいにはハードルが高く(WRX前提ですが)、かつ4WDターボでどうこうしたいという事もなかったのでコルシカで4WDターボのインプや三菱のランエボを相手にNAのFFの2リッターで互角以上に渡り合っていた306に惹かれていた次第です。
ただ、輸入車故の不安に加えて新車で200万円オーバーの買い物でしたから、そんな時に広告に掲載されていたシビックのフェリオのRSの値段は確か200万円アンダーの150~160万円ぐらいで、これも魅力的でした。
しかしながら、シビックに乗り継ぐことやRSがSOHCで、その頃にはEK ≒ VTEC ≒ タイプRということもあって、フェリオのRSは見送って最終的には306が206になって同時に過去のWRCを巡っていたことも重なってフィアットのプントが2代目のクワヒロカーになった次第です。
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/vague/trend/vague-189308
そのシビックのRSが復活するそうですが、当時は喫煙者で500円で煙草を買ってその余りを貯金して新車で200万円オーバーのプントの頭金にしていたことを思うと、とてもそんな値段では今は買えないだとうなと思いました。
もちろんSOHCではないでしょうし、技術的にも違うでしょうが。
排気量も1500じゃないでしょうし。
一方、RSの意味を当時は知らず、でもSiRにもタイプRにもRがあるのでスポーティーであることを示しているとは思っていました。
エンブレムも赤でしたし。
それが後に2代目のフィットにRSが設定されて、RSはロードセイリングの意味で、リンク先の記事にもある通りSiRのRやタイプRのRとは異なるものだと一部のメディアはは伝えていました。
それがシビックの歴史を紐解くと初代のシビックを取り巻く社会環境の中で、ロードセイリングにはSiRのRやタイプRのRとのダブルミーニングでもあったと知り、もしそれを知っていたら2代目のクワヒロカーはEKのシビックのフェリオのRSだったかもしれないと思う時があります。
だって、タイプRのレカロシートって、助手席の方にやさしくなかったと思いますし、田舎故に赤いHとTypeRのロゴを見て勝手にやる気になられても困る部分もありましたし。