サカつくEUプレイ日記「ヨーロッパ頂上決戦編」。2014-2015シーズン、トレントCalの総集編です。
①チーム成績
・セリエA 4位 38試合18勝13分7敗(勝点67) 70得点35失点(得失点差+35点)
・プライムカップ ベスト4
・ヨーロピアンリーグ グループリーグ敗退
・ヨーロピアンカップ ベスト4
②セリエA個人成績・・・ポジション別 背番号、名前、国籍、出場試合数/得点/アシスト/評価点 ()はリーグランキング順位
GK
1 シェファー GER 14/0/0/5.5
12 バイア PRT 24/0/0/5.8
DF
2 ミゲウ PRT 34/0/3/5.8
3 マルディーニ ITA 28/1/0/5.9
5 フリューレン NED 14/0/0/5.7
6 ベルガメッリ ITA 37/0/0/2/5.8
17 メルテザッカー GER 28/3/1/5.8
23 パスクァル ITA 23/0/2/6.0(20位)
MF
7 コスタ ITA 36/8(16位)/4/5.8
8 フォリオ ITA 14/0/0/5.6
10 カーレンベルグ DEN 24/4/11(1位)/6.0
14 タラダリ ITA 38/6/4/5.8
16 ジャンニゲッタ ITA 7/0/0/5.8
25 サヒン TUR 37/2/25.8
31 シュバインシュタイガー GER 27/2/2/5.5
FW
9 ラゾビッチ SCG 32/9(10位)/7(5位)/5.6
11 ショーリー ITA 29/10(7位)/4/5.9
18 ルーニー ENG 32/17(1位)/10(2位)/6.0(18位)
20 ロカテッリ ITA 9/2/0/5.7
77 ランダッチョ ITA 12/6/1/6.0
③総評
ヨーロピアンリーグ出場権を獲得したものの、トレントCalにとって非常に厳しいシーズンとなった。最大の要因は攻守の要、カーレンベルグとメルテザッカーがスランプで開幕から長期離脱。シュバインシュタイガーと新加入のマルディーニがそれぞれ代役を務めたが、シュバインシュタイガーはカーレンベルグと比較すると構成力に乏しく、マルディーニを加えたDF陣も連携不足を露呈。8月こそインテルを下し、首位に立ったがその後ずるずると順位を下げ、ヨーロピアンリーグでもグループリーグ敗退を余儀なくされた。
カーレンベルグとメルテザッカー復帰後、トレントCalはヨーロピアンリーグに代わって出場したヨーロピアンカップではベスト4に進出。しかし、セリエAでは好不調の波が激しく、トレントCalにクラブ史上初のスクデットをもたらしたデネル監督は成績不振を理由に最終節を待たずに解任された。
逆風のシーズンの中、トレントCalの危機を救ったのはイングランドの至宝、ルーニー。17得点をマークし、セリエA得点王を獲得。また、リーグランキング2位となる10アシストをマーク。2ケタゴールを挙げたイタリア代表FWショーリーやシュバインシュタイガーから左サイドのポジションを奪取したコスタとともにヨーロピアンリーグ出場権獲得に貢献した。また、12月に復帰したカーレンベルグはそれまでの雪辱を晴らすパフォーマンスで、11アシストをマークし、2年連続となるセリエAアシスト王を獲得。チーム内での存在の大きさを浮き彫りにするとともに、前半戦の離脱が悔やまれるシーズンとなった。
④新シーズンメモ
・4年間チームを指揮したデネル監督に代わり。カペールが就任。来シーズンはより組織力を重視し、覇権奪回を狙う。
・クラブ史上最高額となる39億4千万円でフェイエノールトからリッカートの獲得が決定。また、各ポジションにワールドクラスの選手を加えるべく、スカウト陣は奔走中。
・ドルトムントからレコバ、リヴォルノからマテラッツイの獲得が決定。一方セリエB時代からチームを支えたフリューレンの放出が決定。フォリオの放出も噂される。
17ゴールを挙げ、セリエA得点王を獲得したルーニー。トレントCalの選手が得点王を獲得するのはこれで4年連続となった(2011-2012と2013-2014シーズンにラゾビッチ、2012-2013シーズンにカーレンベルグがそれぞれ獲得)。
シーズン中盤に復帰し、2年連続となるアシスト王を獲得したカーレンベルグ(写真右)。存在感の大きさを示した。一方、昨シーズンの得点王ラゾビッチ(写真左)は9ゴールとゴール数を大幅に減らした(昨シーズンは20ゴール)。
2ケタゴール(10ゴール)をマークし、イタリア代表にもすっかり定着した感のあるショーリー。ミドル~ロングレンジのシュート精度はラゾビッチを凌ぎ、CFのポジションを奪いつつある。
スランプからの復帰後も安定感を欠いたCBのメルテザッカー(写真左)。一方、トレントCal生え抜きの攻撃的MFコスタは8ゴール4アシストをマークし、ドイツ代表MFシュバインシュタイガーから中盤左サイドのポジションを奪取した。