川越雑記帳2(川越見て歩き)

水面に波紋連ねてカワウ飛ぶ(新河岸川)

以前カモとシラサギを見た所より少し下流に3羽のサギがいた。
手前に2羽シラサギ、奥にアオサギがいる。


小サギはゆっくりと歩いて、アオサギとシラサギの間に並んだ。


手前は中サギだろうか、どちらも岸の近くを探っている。


アオサギは下流側を向いている。
1年中見られる鳥だが、今年の冬は初めて見た。
さらに近づくと、3羽はみな飛び去った。


その先がなにやら騒がしく、下流から波が遡ってくる。
この辺りは川がゆるく右に曲がっていて先が見えない。
とつぜん鳴声を上げながら2羽のカワウがこちら上流側に飛んできた。
あわててカメラを向けたが、焦点があっていない。
後で写真を見ると、水面に2羽の残した小さな波紋が2列に並んでいた。
どうやらカワウは水面を助走しながら飛び立つらしい。


カワウはそのまま上流へ飛び姿が見えなくなった。
カワウがいた辺りまで歩くと、長い首を伸ばしたシラサギが岸にいた。
うるさいカワウを避けていたのかも知れない。


手前の水面には5、6羽のカモの群れが泳いでいた。
やっと静かになったなという感じでゆったりと泳いでいる。


カワウは以前もこの下流で2羽が騒がしく川を上下していたが、なんとも落ち着かない鳥である。

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