川越雑記帳2(川越見て歩き)

「ほしいも百年百話」


「ほしいも百年百話」 先崎千尋 茨城新聞社 2010年
 第96話 幕を閉じた川越サツマイモ資料館

 川越と聞けばイモの町、というイメージがある。電車に乗れば東京池袋から30分。あっという間だ。川越は川越藩の城下町で「小江戸」と呼ばれている。1893年(明治26年)の川越大火災の後に建てられた蔵造りの町並みは重要伝統的建造物群保存地区に指定され、川越のシンボル「時の鐘」と共に見る人を飽きさせない。道路上の電柱は地下に埋設されており、昔の佇まいが残っている。蔵造りの町並みから少し入った菓子屋横丁は駄菓子、団子、せんべい、いも飴などの店が軒を連ね、いつでも観光客でごった返している。
 江戸時代から太平洋戦争前にかけての江戸・東京のサツマイモの多くは焼いも用だった。

つづきを読む

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「川越関連本」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事