川越雑記帳2(川越見て歩き)

40-8 観音堂



 「そこ(大野旭山の生家)から南下し、四辻を右折、商店の角を左折する。あぜ道を直進、突き当たりの右手に観音堂がある。」
 この記述は何度読んでも実際と一致しない。
 舜海入定塚から交差点に戻り左折する。この道は地図には「お成り街道」と書いてあった。
 200㍍ほどさきの交差点を左折する。広い舗装路だが、直ぐ先で細くなってしまう。
 今度も200㍍ほど行くと、右側に周囲より高い道があり、その奥にお堂が見えた。



 参道の正面にお堂があり、その後ろは墓地になっているらしかった。
 お堂の両側に遠くの山が青く見えた。
 「本尊の十一面観音は約一尺の座像で、行基の作と伝えられている。ここはもと松岡氏の屋敷だった所だが、信仰の厚かった同氏の祖先が十一面観音を勧請して堂宇を作り、境内にとりたてたものといわれている。」



 「境内には松岡氏等の墓地のほかに安永八年(1779)の三面六臂の馬頭観音と、宝暦一四年(1764)の如意輪観音の坐像がある。」
 境内入口の両側に石仏が並んでいる。
 左側にあるのは地蔵尊だろうか。





 右側の手前に大きな基壇の上に坐像があった。
これが如意輪観音であろう。



 その奥にも石仏が並んでいたが、その中に確かに三面六臂の石仏もあった。

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