「熊野神社を出て西へ向おう。」
熊野神社を出て右折し、最初の交差点を左折する。
道は左にカーブしていて、そのまま進むと前の道に戻ってしまうので、Y字路を右に入る。
また直ぐY字路になるので、また右に入ると、正面に学校給食センターが見える。
給食センター前を通り更に西に進むと、右前方に重機が見えた。
赤と青の二台で、大きな音を出して作業をしていた。
その北側に見えるのは、今成小学校である。
道を更に進むと、大きな看板が立っていた。
看板の上部には「川越北完成予想図」と書かれ、その下には道路の絵が描かれていた。
さらに進むと一面の水田地帯になり、道は先まで真っ直ぐ続いていた。
「東武東上線の北側一帯は、小ヶ谷田面沢条理の跡である。奈良時代から行われた土地区画制である。条理制とは、一坪の面積六〇間四方を一町とし、六町四方(三六坪)を里といい、東西あるいは南北に三六里を連ねたものを条といった。ここの条理は、小字が二坪分、あるいは四坪分に整然と区画されているのが特色である。字代官、字塚田、字沖田、字広町、字兵庫島、字黒川、字上金など四坪分の広さである。」
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