11月の終り、長徳寺への道から脇道に入った。 少し行くと左に畑が広がり、その端に色の濃い赤い菊が咲いていた。 こんな濃い色の菊は見た記憶がない。 その根本には、黄色い菊が地味に咲いていた。 やはり赤い菊は圧倒的に目立ち、その奥の協会の赤い屋根がかすんで見えた。 道を先へ進むと、行きたい方は行き止まりだった。 少し前の交差点に戻ってから、いつもの道に戻った。 この辺りは、意外と道が分かりにくいが、思いがけないこともある。