川越雑記帳2(川越見て歩き)

満開の桜の先に遊ぶ声/オオバンはくるりくるりと向を変え(新河岸川)

仙波河岸史跡公園を出て、新河岸川沿いに下流へ向かう。
前方に満開の桜が見えた。
これは一度行き過ぎてから振り返って撮ったが、2本が並んでいる。
2本ともまだ若い木で、ほとんどの枝は放射状に延びている。


ところどころに蕾はあるが、ほとんど満開だった。


桜の名前は分からないが、小仙波の十月桜の隣の桜によく似ている気がする。


2本はちょうど対岸に公園のある辺りで、公園では大人や子供の遊ぶ声が聞こえた。


畳橋の手前では、中州にシラサギがいた。
小さいのでコサギだろう。


畳橋の看板の工期は、令和3年3月31日と直されていた。


歩行者用の橋の近くでは、対岸で釣り糸を垂れる人がいた。
JR川越線の鉄橋を潜ると、亀と鴨のいた中州の先に黒い鳥が泳いでいた。
すぐにオオバンだと分かった。
この近所の方のブログで、オオバンがいることは分かっていたが、見るの初めてである。
そのブログには、3羽で泳ぐ姿があったが、この時は1羽だけだった。


オオバンは一昨年、昨年と見ているので、3年連続で見ることができた。


オオバンはその先の中州の脇の急流に乗って下流へ流されて行く。
石だらけの中州の上には、小さなカモがいた。


全部で8羽ほどいるが、石が多いのでじっとしていると見分けにくい。


アップでみると、前回みたコガモのようだった。


オオバンは緩い流れに出るとくるりと向を変えた。
その周囲には、円形の波が広がった。


何度か向を変えていたが、また上流へ泳ぎ始めた。
こんどは、両側に広がってゆく波ができた。


新河岸川と不老川の合流地点を見ると、河原で重機が作業をしていた。


近づいて見ると、2台の重機が動いていた。


川の中ほどまで河原が広がっているが、その先端に1台と、手前に1台ある。
手前の1台は、ダンプカーのように土を落とした。
ダンプカーと違うのは、車輪ではなくキャタピラーになっている所だ。
どうやら奥の重機で掘った土を、こちらに運んで河原を岸沿いに伸ばしているらしい。
出っ張ったところを削り、流れを良くしようというのだろうか。


不老川の上流を見ると、岸を歩く人と、川底で何かしている人がいた。
その人がいる所は、川底まで草が生え菜の花の咲いているのも見える。
長い間水が流れておらず、岸の草がここまで進出してきたようだ。


その人は腰をかがめていたので、野草を採っていたのだろう。


戻る途中に、またシラサギが川の中にいた。
これも先ほどと同じコサギで、大股で水を切って歩いていた。


遠くで重機の音がするのと、たまに川越線の電車が通る以外、まったく静かだった。

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