「ここから少し北上した所にある「夜泣き地蔵さん」と呼ばれるお地蔵さんも観光ポイントだ。」
と書いてある。
その記述に従い、千日堂から北へ進んだ。
かなりゆっくり進んだが、どこもそれらしいものがない。
とうとう鶴ヶ島市との市境のT字路に着いてしまった。
そこから、南下しながら探したがやはり見つからなかった。
千日堂まで戻り右折して、さつき通りに入り西へ進んだ。
この道も両側を見ながら行ったが、また市境のY字路まで来てしまった。
あきらめて、さつき通りを戻った。
ところが、右側に雑木林がつづくところで、左側に赤いものが見えた。
その上には、二本柱に支えられた屋根が付いていた。
よく見ると、赤い着物を着たお地蔵さんだった。
四辻の角で、民家の西側のブロック塀と南側の生垣をへこませた所だった。
地蔵の前にも植木があるため、千日堂の方から来たときは見逃してしまったようだ。
そばに寄ってみると、地蔵さんは赤い頭巾を被り、赤いちゃんちゃんこを着ていた。
柱等を見ても、地蔵さんの名前は書いてなかった。
足元のお供え物を見ると、かわいらしいふりかけの容器や、折り紙があった。
これをみると、やはこれが夜泣き地蔵さんだと思われた。
「まち歩き」には、
「なんでもその昔、医者に診てもらっても治らない子どもの夜泣きが、このお地蔵さんに願を掛けたところ無事に治り、しかも以前よりも丈夫な子どもになったという。」
と書いてある。
より詳しい夜泣き地蔵のお話は、次のページにある。
・「埼玉のお地蔵さん」
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