*午後5時のお茶会*

美しい聴衆の集まる時間

窓辺の風景2

2009-03-26 14:12:26 | 日記
ちょうどよい高さのラックを見つけました。
いつのまにか増えてしまったCDたち・・

私が初めて自分で買った一枚もこの中に。
サンソン・フランソワが弾くショパン、ピアノ協奏曲第1番です。
中学1年だったとおもいます。毎日毎日ききました。


啓祐堂

2009-03-22 18:39:12 | 日記
とにかく本が美しく見えたのです。
大崎からあてもなく歩いていて偶然出合った書肆「啓祐堂」
ギャラリーも併設していて色々なアーティストと近い距離でお話ができます。
店主とお話するのを楽しみに多くの常連さんも集まってきます。

品川駅から歩いて約8分。プリンスホテルの裏あたりです。
私が初めてここで買った本は“蟻ががんばって本物の鳩になる”という奇妙なお話で、アリハトの冒険という題名です。2時間で読みきって、もう一度読みました。

出会いは本当に不思議だおもいます。

ミニョーネのルンドゥ 

2009-03-17 15:07:34 | 日記
フランシスコ・ミニョーネ(1897~1986)はイタリア移民の子としてサンパウロにうまれました。管弦楽曲、ピアノ、ギター、歌曲など1000曲以上の作品があり、民族性と叙情味あふれる独特の作風は高く評価されています。

Lundú (ルンドゥ)は、南アフリカからブラジルに奴隷として連れてこられた人たちの音楽をベースに生まれたポピュラー音楽です。
連弾用のこの曲は5分以内の小さな曲ですが、ラテンの空気とリズムがぎゅっと凝縮された陽気でどこか物悲しいメロディは、時おり想像のつかない響きがあらわれて魅力的です。

この楽譜はなぜか「尾道のお土産」として私の元にやってきました。なんともかわいらしい表紙でお気に入りです。

石は不思議 2

2009-03-15 23:49:41 | 日記
午前中に光のそそぐ窓辺に石たちの居場所をつくっています。
なんとなく似たもの同士が集まっています。

丸いのがシルバールチルクオーツ
茶色と白がきっぱり分かれたツートンカラーのはシバリンガム・・インドの川底から採れる石です。

あとは佐渡島で拾った海辺の小石たち、沖縄に行ったひとからお土産でもらった白い珊瑚。信楽焼きの猫。

石は不思議 1

2009-03-15 23:27:07 | 日記
石は不思議です。
突然私の視界に入ってきて連れて帰らないといけなくなる魔力を発します。
最近はゴロリとした何とももっさりした石たちが私の周りにやってきます。

たまご型の桃色のはソープストーン
こげ茶の大小のチョコレートのようなのは、モキマーブルという名前で、砂岩の芯をヘマタイトがコーティングしている珍しい石です。シャーマンストーンとも呼ばれているそうです。
そして、灰色のなんでもない石は確か小学生くらいの時に川原で拾った丸い石で、ずっと何年もどこかに消えていましたが最近急に目の前に現れました。

やはり不思議です。

レントより遅く LA PLUS QUE LENTE

2009-03-15 14:34:57 | 日記
パリの作曲家ドビュッシーが書いた曲の名前です。
“美しい聴衆が集まる5時のお茶会のために”書かれた「レントより遅く」・・
私のパリの印象はまさにこの物憂げでさりげなく、お洒落な遊びに満ちた街です。私を魅了してやまないこの曲をテーマに新鮮な風景と日々の小さな出会いを綴りたいとおもいます。