12月に入りようやく仕事も落ち着きつつあります。
10-11月のめまぐるしさが嘘のようですね。
着付けのお仕事って季節仕事なんだな~としみじみ感じます
さてさて、先日お客様とお話している時に
「着付け師さんなんですか?美容師さんなんですか?」
とご質問が・・・
また、他にも
「着付けとヘアメイクのどちらが先だったんですか?」
と聞かれた事もありました
お客様からすると、このお仕事はかなり未知の世界のようですね
業界的には元々着付け師さんで後で美容師免許を取得した先生、もともと美容師さんでその後に着付けを習得した先生、着付けのみの先生、ヘアメイクのみの先生など色々なパターンがあります。
何を目指すか、何を勉強したいかによって変わってくるようです。
私は両方を勉強してきたので、着付け師さん、美容師さんの両方の特性がよくわかります
2つの職種は似てるようで、意外と異なります。
あくまで私の個人的な視点ですが・・・・
着付け師さん 職人さん、規定美
美容師さん アーティストさん、自由美
そんなイメージでしょうか
2つとも基本的な技術がものすご~く大切なのは同じですが・・・
着付け師さんは昔ながらの技術を規定の範囲内で忠実に守り続け、継承する、そのうえで新しい型や流行を取り入れる
美容師さんは基本的に枠が無く(日本髪などは別です)、時代に合ったでデザインや好み、流行を柔軟に自由に取り入れる
お互い重なる部分ももちろんありますが、ほぼ真逆なものだと感じています
私は職人気質なので、自己分析では着付け師さん向き
美容師さんとしては、自分でイメージを膨らませて大胆さや自由な発想で作り上げるスタイルはあまり得意ではありません
一方で、お客様の好みを忠実に再現するのは好きなので、自分の色は出さず、お客様のご要望をくみ取ることに専念するようにしています
さて、最初のお客様のご質問に対する私の回答はというと・・・
「ヘアメイクのできる着付け師です」
「着付けが先で、あとから美容師免許を取りました」
ですね
サロン勤めはしていないし、美容師免許は通信で取得したので、試験課題のカット以外はカラーもパーマも出来ませんから
着付けもヘアメイクも個別にお勉強してきました
着付け業界の現状は、ヘアメイクと着付けの両方できる着付け師さん(美容師さん)は少数派です
出張着付けの会社自体は増えてはいますが、着付け師さんと美容師さんの2名体制でのご訪問が殆ど
なかなか1人ですべてをこなせる着付け師さんが増えていないと感じています
私も永遠にこの仕事を続けられるわけでなく、継承してくれる若い人達が必要です
もし、今私が仕事をできなくなったら、どれだけの人が困るのかな~と時々不安になります
ライバル大歓迎
「着付け・ヘア・メイクのすべてができる着付け師さん」がもっともっと増えてほしいのが切実な願い。
もちろん、すべての技術を習得するのは、それはそれはそれは・・・・努力が必要です。
こんな私でも、勉強にかなりのお金と時間を費やしてきました
ヘアメイクには正解がないので、経験を踏んで引き出しを増やすことで、ようやくお客様に満足していただける仕上げを提供できるようになっていきます。
一方着付けは決まりはあるとはいえ毎回、お客様の体形や着物のサイズや素材、小物が変わってくるので、こちらも場数をこなして安定した技術を身に着けることができます。
そして・・・・・
どちらにもゴールが無く、技術向上を目的に永遠に走り続けなければなりません
ハードルが高いのはものすごくわかりますが、若い美容師さん、着付け師さんには是非是非チャレンジしてほしいな~
着付け業界が衰退しないように、お客様が困らないように、着付け師さん、美容師さん頑張っていきましょう
本日のお写真は七五三での親子三代、素敵なお着物姿です
どの世代も女性の着物姿は美しいと伝わってくるお写真ですね
10-11月のめまぐるしさが嘘のようですね。
着付けのお仕事って季節仕事なんだな~としみじみ感じます
さてさて、先日お客様とお話している時に
「着付け師さんなんですか?美容師さんなんですか?」
とご質問が・・・
また、他にも
「着付けとヘアメイクのどちらが先だったんですか?」
と聞かれた事もありました
お客様からすると、このお仕事はかなり未知の世界のようですね
業界的には元々着付け師さんで後で美容師免許を取得した先生、もともと美容師さんでその後に着付けを習得した先生、着付けのみの先生、ヘアメイクのみの先生など色々なパターンがあります。
何を目指すか、何を勉強したいかによって変わってくるようです。
私は両方を勉強してきたので、着付け師さん、美容師さんの両方の特性がよくわかります
2つの職種は似てるようで、意外と異なります。
あくまで私の個人的な視点ですが・・・・
着付け師さん 職人さん、規定美
美容師さん アーティストさん、自由美
そんなイメージでしょうか
2つとも基本的な技術がものすご~く大切なのは同じですが・・・
着付け師さんは昔ながらの技術を規定の範囲内で忠実に守り続け、継承する、そのうえで新しい型や流行を取り入れる
美容師さんは基本的に枠が無く(日本髪などは別です)、時代に合ったでデザインや好み、流行を柔軟に自由に取り入れる
お互い重なる部分ももちろんありますが、ほぼ真逆なものだと感じています
私は職人気質なので、自己分析では着付け師さん向き
美容師さんとしては、自分でイメージを膨らませて大胆さや自由な発想で作り上げるスタイルはあまり得意ではありません
一方で、お客様の好みを忠実に再現するのは好きなので、自分の色は出さず、お客様のご要望をくみ取ることに専念するようにしています
さて、最初のお客様のご質問に対する私の回答はというと・・・
「ヘアメイクのできる着付け師です」
「着付けが先で、あとから美容師免許を取りました」
ですね
サロン勤めはしていないし、美容師免許は通信で取得したので、試験課題のカット以外はカラーもパーマも出来ませんから
着付けもヘアメイクも個別にお勉強してきました
着付け業界の現状は、ヘアメイクと着付けの両方できる着付け師さん(美容師さん)は少数派です
出張着付けの会社自体は増えてはいますが、着付け師さんと美容師さんの2名体制でのご訪問が殆ど
なかなか1人ですべてをこなせる着付け師さんが増えていないと感じています
私も永遠にこの仕事を続けられるわけでなく、継承してくれる若い人達が必要です
もし、今私が仕事をできなくなったら、どれだけの人が困るのかな~と時々不安になります
ライバル大歓迎
「着付け・ヘア・メイクのすべてができる着付け師さん」がもっともっと増えてほしいのが切実な願い。
もちろん、すべての技術を習得するのは、それはそれはそれは・・・・努力が必要です。
こんな私でも、勉強にかなりのお金と時間を費やしてきました
ヘアメイクには正解がないので、経験を踏んで引き出しを増やすことで、ようやくお客様に満足していただける仕上げを提供できるようになっていきます。
一方着付けは決まりはあるとはいえ毎回、お客様の体形や着物のサイズや素材、小物が変わってくるので、こちらも場数をこなして安定した技術を身に着けることができます。
そして・・・・・
どちらにもゴールが無く、技術向上を目的に永遠に走り続けなければなりません
ハードルが高いのはものすごくわかりますが、若い美容師さん、着付け師さんには是非是非チャレンジしてほしいな~
着付け業界が衰退しないように、お客様が困らないように、着付け師さん、美容師さん頑張っていきましょう
本日のお写真は七五三での親子三代、素敵なお着物姿です
どの世代も女性の着物姿は美しいと伝わってくるお写真ですね
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます