風に誘われて

自然に焦がれつつも体力が付いて行かない今日この頃。

英彦山中腹徘徊 鬼杉

2010-11-20 | 山歩き
今朝は冷えました。お昼間は気持ちの良い青空でこんな日は仕事なんかせずに何処かに紅葉狩りにでも行きたい気分です。
思うようにならないのが現実ですが。。


11月3日

綺麗な杉の植林地には古い石垣が積まれてあり、昔は此処にも坊があったことが想像されます。


整備の行き届いた登山道の傍に塔がありました。何方かが祭られているのでしょうか。

 
10;50~11;10 左手に木の鳥居がありました。
此処を登っていくと梵字岩に行くようです。ちょうど降りて来られた方が
「是非見て行った方がいいですよ」
と言われたので、登山道を外れて急な石段を登っていきました。

 
石段の脇にはマツカゼソウが群生しています。



見えました!すごい!
切り立った大きな崖の中程に丸く削られた中に字のような模様のような物が見えます。
これが梵字岩なのですね。
60mの崖の中程に直径3mの円形・・・下からでは無理。なら上からぶら下がって?

見難いのでトリミングしてみました。
 
分かるでしょうか?

廻りの岩肌にはジンジソウも沢山咲いていました。
国東の熊野摩崖仏を拝んだ時も思ったのですが、修行の一端とは言えこの断崖絶壁に機械も無い時代にノミひとつでコツコツと彫られたであろうその様子を想像するに、気の遠くなりそうな忍耐と努力の結集だと、創造物を見て実感します。
しばし自分の時間を止めて見入りました。寄り道してよかったとしみじみ思いました。


11;45~12;10
 
三呼峠に上る石段は急で息が上がりました。が、登り切ると明るくて気持ちの良い自然林が待っていてくれます。
そして此処で沢山のキッコウハグマに出会ったのです。

 
お山はそろそろ色付いてきていました。

見上げてはシャッターを切りました。


12;20
 
まもなく大南不動に着きました。

英彦山にはこのように窟に食い込んだお堂が幾つもあります。
中を覗かせて貰ったら此処は宿泊も出来るような設備がありました。
修験者の方が泊られるような事があるのでしょうか?


此処から更に下りて行きます。



大岩を降りて行くと間もなく見えて来ました。

12;30
これが

鬼杉です。

下手な写真です。比べるものが無いのでその大きさが分からないですね。

此処でしばらく休憩して、南岳に向かい登り返し出したのですが、程なくして鼻がムズムズしたのでティッシュで拭いたら何と鼻血がぁ~~
意気消沈です。
もう気持ちが一気に萎えてしまいました。

残念だけど、今回は頂上は諦めましょう。


早々に来た道を引き返し
13:30 鬼杉の傍の東屋でお昼にしました。
南岳方面から続々と登山者が下りて来られます。
鬼杉の周りは終始賑わっていました。


14:00 今度は玉屋神社に向かいます。
鬼杉の左手の岩をロープを頼って回り込むように登ります。いきなり何なのよ!
 
岩の途中から鬼杉に別れを告げます。


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2 コメント

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デナリさんへ (箱庭)
2010-12-03 05:28:12
まずはPCの完治おめでとうございます!
長くお顔が見れないと、色々心配してしまうものです。が、デナリさんだからきっと大丈夫!と信じてはいましたけど。(表現が下手でごめんなさい。)

英彦山にされますか。
道にゲートはありません。雪が無ければデナリさんなら難なく登れる山だと思います。いろんなコースが選べますし見所も多いから退屈しない山でしょう。登山道もしっかりしています。
もちろん今は女人禁制でもありません。笑
と、軟弱者の私の言うセリフではないけれど。。

ちなみに先日登った正面登山道は子供さんも多かったです。後ほどそのときの様子もアップしましょう。
本州中央の山に行かれる山やさんがボッカ訓練に使われるとも聞いています。
どうぞ福岡の山を楽しまれて下さい。

勿論、温泉もありますよ。(もう調べられたかな?)
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英彦山 (デナリ)
2010-12-02 22:04:31
こんばんは。
PC治しました。
箱庭さまの記事見て決めました。
行きますわ。
スタットレスの車で・・・・。
雪は好きです。
しかし、装備も増えるしなあ~。
女人禁制じゃないんですね。

道も通行止めになってゲートで通せんぼされてしまう地区があったり、制約が多いこちらの山
そちらは大丈夫でしょうか?

ともかく天気と体調次第ですね。
皿がうずく・・・・。縦走は止めておきます。
由布岳は行ったことがないので、行ってもいいんだけど、大分は大分に行く機会があるときに行けばいいと思いました。
折角福岡県にお邪魔するのだから福岡の山に伺いますわ。
荷物も夜行バス装備と研修イデタチと山服装と山装備・・・帰りも夜行バス装備・・ドンだけの荷物になるやら。
平地での無謀な計画で強行して2日間は慎重に山に行こうと決めました。

ふふふ・・・勇気と踏ん切りを頂きました
箱庭さまありがとう。
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