大正2年8月1日に私の母は生まれました。
琵琶湖のほとり、下坂本村での誕生だったようです。
母の生家はもう無いので想像するしかないのですが、子供の頃には沢山の思い出話を聞かせてくれたように思います。

中でも一番忘れられないのが、買ってもらったばかりの赤い鼻緒の下駄を、お墓の傍の道端でタヌキに騙されて盗られたという話です。
夕暮れ迫る寂しい道を、使いを言付かった母が通り過ぎようとした時、
お墓の後ろから入道のようにみるみる大きくなったタヌキが現れた!!
母の口から話されるその様子は、それはそれは恐いお話でした。


あの話、本当だったのかなぁ。。

ちょっとは涼しくなりました?(無理かぁ・・)
カワラナデシコ(河原撫子) /ナデシコ科 ナデシコ属 多年草
6~9月 本、四、九
日当たりのいい草地や河原にさく。
茎の高さは30~80cm。葉は対生し、線形~披針形で基部は、茎を抱く。
花は淡紅紫色で大きさは直径4~5cm。雄しべは10個。花柱は2個。
私が見たのは雄しべや雌しべの無い花もありました。写真が上手くありませんね。
もう一度挑戦してみます。




コオニユリ(小鬼百合) ユリ科 ユリ属 多年草
7~9月 北海道~九州 山地の草地
オニユリに似ているが、葉腋にムカゴがつかず、花も小型で、結実する。
オニユリは平地や田んぼの畦でも咲くがコオニユリは山地の草原などに咲く。
平尾台でも多く見かけるけど、この時期は更に小さくて愛らしいノヒメユリが主役になるから、比べられてちょっと可愛そうな存在です。
母は今も病院のベッドで眠っています。
以前のように電話して「長生き、おめでとう!」と声を掛けることはもう叶いません。
それでもこの同じ真夏の空の下で「暑いなぁ・・」と言い合っている母の声はしっかり耳に届きます。
「お母ちゃん 97歳のお誕生日、おめでとう!!」
琵琶湖のほとり、下坂本村での誕生だったようです。
母の生家はもう無いので想像するしかないのですが、子供の頃には沢山の思い出話を聞かせてくれたように思います。

中でも一番忘れられないのが、買ってもらったばかりの赤い鼻緒の下駄を、お墓の傍の道端でタヌキに騙されて盗られたという話です。
夕暮れ迫る寂しい道を、使いを言付かった母が通り過ぎようとした時、
お墓の後ろから入道のようにみるみる大きくなったタヌキが現れた!!
母の口から話されるその様子は、それはそれは恐いお話でした。


あの話、本当だったのかなぁ。。

ちょっとは涼しくなりました?(無理かぁ・・)
カワラナデシコ(河原撫子) /ナデシコ科 ナデシコ属 多年草
6~9月 本、四、九
日当たりのいい草地や河原にさく。
茎の高さは30~80cm。葉は対生し、線形~披針形で基部は、茎を抱く。
花は淡紅紫色で大きさは直径4~5cm。雄しべは10個。花柱は2個。
私が見たのは雄しべや雌しべの無い花もありました。写真が上手くありませんね。
もう一度挑戦してみます。




コオニユリ(小鬼百合) ユリ科 ユリ属 多年草
7~9月 北海道~九州 山地の草地
オニユリに似ているが、葉腋にムカゴがつかず、花も小型で、結実する。
オニユリは平地や田んぼの畦でも咲くがコオニユリは山地の草原などに咲く。
平尾台でも多く見かけるけど、この時期は更に小さくて愛らしいノヒメユリが主役になるから、比べられてちょっと可愛そうな存在です。
母は今も病院のベッドで眠っています。
以前のように電話して「長生き、おめでとう!」と声を掛けることはもう叶いません。
それでもこの同じ真夏の空の下で「暑いなぁ・・」と言い合っている母の声はしっかり耳に届きます。
「お母ちゃん 97歳のお誕生日、おめでとう!!」
ヨーグルトだけは喉を通るようで、それにお薬を混ぜて飲んでいるようです。
栄養は管を通して摂っているんですよ。
偶に目を開けることもあるけれど、ほとんどは寝てばかりで。。
ずっと夢見たはるのかなぁ。。
長く一人で頑張って、孫達の世話はもちろんひ孫のお湯もつかわせていましたね。
今は夢の中で色んな所へ行っているのだろうと思います。
きっと末っ子の私の所へも来てくれている事でしょう。
先週に続いて昨日もちょっとだけ平尾台を歩いてきました。
また見てくださいね。
もう、お母ちゃん電話に出られんようになったがやねえ。
誰もいつまでも元気ではないと分かっていても寂しいねえ。
草原の風景、な・つぅ~と言う感じやねえ。
暑苦しげな色のオニユリやと常々思いよったけんど、こうして見ると夏盛り草に埋もれて咲くがやき、やっぱりこれだけ強烈な色やと存在感が有ってえいかなと思うこの頃です(笑)
でもきっと箱庭さんの声届いていますよ。
遠く離れていると余計いろんなこと思ってしまうんですよね。
私も似たような怖い話が思い出されます。
うちの場合は雨の日にやってくるんですけどね、それはそれは怖かった!
いうことを聞かないときや、早く寝なさいというときだったのかな~??その話。
カワラナデシコ、綺麗に撮れていますよ。
アングルがばっちり!!
私等が子供の頃は扇風機がある訳じゃ無し、勿論クーラー等とはご縁の無い時代でした。
女の子はクレープのシュミーズで遊んでいました。
夕方になると風の通る日陰の庭で床机(縁台)に腰掛け団扇であおちながら、母が色んな話をしてくれました。
その殆どはもう霧が掛かったようにはっきり思い出すことは出来ないのですが、タヌキの話だけは何故かよく覚えているのです。
きっと母の話し方が上手かったのでしょう。
懐かしい思い出です。
aigenさんのように上手く写せないので残念ですが、この暑さにも負けず、花たちはとっても奇麗です。
買ってもらったばかりの赤い鼻緒の下駄をタヌキ(?)に取られた話、お母様にとってはものすごく怖かったことでしょうね。
でも本当は?のような気もしますが、それもいいのではないでしょうか。
暑いさなかですが、夏の花が一杯ですね。元気をもらいます。