「紅葉の風景が見たいね」
「山歩きもしたいね」
高所恐怖症で虫も嫌いで臆病でおまけに体力も無くて、おおよそ山歩きには向いていない私だけど、何故か山に行きたくなる。
何方かが仰ってた『山病』に罹りかけてる???
3日の天気予報は曇り午後から晴れ、だったので家から1時間で登山口に着くことが出来る英彦山へ。
そんな事で何時ものように亀歩きしてきましたよ。
見難い写真いっぱい載せますがよろしかったらお付き合い下さい。
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am8:30銅の鳥居(530m)から真っ直ぐに伸びる参道をゆっくりと歩きます。
石畳の参道の両側には今はもう主の居ない坊や跡地が続き、その昔を彷彿とさせられ雰囲気があるんですよ。
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しばらく歩くと神宮下の茶店があり、そこからは石段道に変わります。
此処からがちょっときつい。
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20分ばかりで奉幣殿(700m?)に到着。
お賽銭を投げて今日の山歩きの無事をお願いします。
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am9:00石の鳥居をくぐりいよいよ登山モードに入ります。って此処からも参道なのですが傾斜が大きくなるもので。。
奉幣殿の直ぐ上に下宮があります。
ここでも気持ち手を合わせます。
奉幣殿の甍を見下ろしています。
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しばらくは大きな杉木立の中を上を目指してひたすら登ります。
もう既に汗が噴出すところです。
でも頑張ればまもなく素敵な尾根道に飛び出します。去年初めて歩いた時に此処が一番嬉しかったのでよく覚えていました。
左手に視界の開けた場所があり、北岳側の方向に見事な紅葉が見えました。
居合わせた皆さんとしばし撮影タイムです。
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am10:00中津宮(950m位)に着きました。
奉幣殿から丁度1時間です。やっぱり亀です。
この辺りもスキップ出来るような道があり本当に気持ちがいいです。
道の横に朽ち果てた大きな木の根が寝転んでいます。傍の紅葉が綺麗な事!!
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一登りで稚児落としまで来ました。
今度は南側の斜面の紅葉が見えます。同時に下の方からガスが上がって来ました。
折角の紅葉登山なのに、ガスに隠れては話になりません。。。
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下乗の石碑 開銭跡を過ぎまもなく行者堂に着きました。
産霊神社や水場(井戸)があります。
皆さん最後の石段を前に、一息入れておられます。
もちろん私もふた息位入れました。
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ものすごく大きな切り株の真ん中から幼木が育っています。
立ち枯れた大木が幾本も目に付きます。
さていよいよ最後の石段に取り付きますか。。
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来た道を振り返ったり、立ち枯れて独特な雰囲気を見せる景色を見回したりしながら、きつさを騙しつつ石段を登ります。
やがて先の方に上宮の屋根が見えるのですが、軟弱者にとっては此処からあと少しが足に来てきつい。
そういえば去年来た時もこの最後の石段が拷問に思えたんだった。。
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am11:00奉幣殿から2時間かかってやっと中岳英彦山神社上宮(1190m)に着きました。
ゆっくりでも前に進めば着くものです。
目の下にガスはあるものの、遠く南の方角に阿蘇五岳や九重連山、硫黄山から吹き上がるガスも見えます。右手に目を転じるともっともっと遠くに薄っすらと雲仙普賢岳の姿がまるでシルエットの如く・・頂上広場の方からは由布岳もちょこんと頭を覗かせていました。
「ああ、やっぱり登って来てよかった」と思う瞬間です。
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多くの登山者の皆さんで山頂広場はとっても賑やか。
私らもその中に入れて貰ってコンビニのお弁当とカップ麺と味噌汁でお昼にしました。
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頂上広場でゆっくりしてから、(11:40)いよいよ未踏の南岳コースからの下山です。
今回はそのコースを歩くと決めていました。
去年、鬼杉の先まで登って諦めたコースです。
私の頭には鎖場だらけの危険な登山道だとインプットされて、敬遠していた道です。
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その前にまず南岳に行かなくっちゃね。
まず急坂を慎重に一旦下りて、また急坂を上り返します。
その途中に振り返って写した北岳斜面と中岳です。
南岳でも沢山の方達がお弁当タイムをされていました。
小さな鳥居とお社が祭られてありました。
失礼して三角点を写させて貰いました。
いよいよです。
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あはっ・・
この日、山は大勢の登山者で混雑していました。
幾つもある鎖場でも下りる私らと登って来る人達とで少々渋滞気味。
「怖い」なんて思う暇もありません。
短い足を最大限に伸ばして鎖や岩にしがみついて、皆さんの足を引っ張らないように必死で下りました。
私だってやれば出来るものです。
今だから言えますが、ちょっと楽しくさえありました。
でも、写真を写す余裕は・・・ありませんでした。
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そうして無事?に鎖場をクリアしてその先で見た紅葉が昨日アップした写真です。
もう何年も皆さんのHPやブログで見せて貰っていた同じ場所から、やっと私が自分で写した一枚でした。
霞やガスや腕の悪さが邪魔してもへっちゃらです。
何年も前から見たかったそこからの景色が見られたのですから。
そして(12:40)最後に材木石(柱状節理の岩)にも初対面です。
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英彦山に自分の足で歩き出して何年目かは忘れましたが、紹介本やパンフレットに写っている見所をこの材木石でやっと全部見終わった気がします。
そうした意味では今回の山歩きは私にとっては大満足の一日になったのです。
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その後の下山は三呼峠(13:20)の道を歩いたのですが、ここがご覧の通りすごい事になっていました。
登山道はしっかり整備されていましたが、この様そうを見ながらの歩きは複雑でした。
自然って怖いです。
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そして14:10無事に奉幣殿まで帰り着きました。
この日は大祭があってて、それは沢山の参拝客が見えていました。
私らも冷たい湧き水を頂いて喉を潤し、ゆっくりと参道を下り6時間の山歩きを終えました。
最後まで緊張感の抜けない歩きでしたが、反面こんなに楽しい山歩きも久し振りの事だったかもと今思っています。
「山歩きもしたいね」
高所恐怖症で虫も嫌いで臆病でおまけに体力も無くて、おおよそ山歩きには向いていない私だけど、何故か山に行きたくなる。
何方かが仰ってた『山病』に罹りかけてる???
3日の天気予報は曇り午後から晴れ、だったので家から1時間で登山口に着くことが出来る英彦山へ。
そんな事で何時ものように亀歩きしてきましたよ。
見難い写真いっぱい載せますがよろしかったらお付き合い下さい。
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am8:30銅の鳥居(530m)から真っ直ぐに伸びる参道をゆっくりと歩きます。
石畳の参道の両側には今はもう主の居ない坊や跡地が続き、その昔を彷彿とさせられ雰囲気があるんですよ。
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しばらく歩くと神宮下の茶店があり、そこからは石段道に変わります。
此処からがちょっときつい。
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20分ばかりで奉幣殿(700m?)に到着。
お賽銭を投げて今日の山歩きの無事をお願いします。
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am9:00石の鳥居をくぐりいよいよ登山モードに入ります。って此処からも参道なのですが傾斜が大きくなるもので。。
奉幣殿の直ぐ上に下宮があります。
ここでも気持ち手を合わせます。
奉幣殿の甍を見下ろしています。
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しばらくは大きな杉木立の中を上を目指してひたすら登ります。
もう既に汗が噴出すところです。
でも頑張ればまもなく素敵な尾根道に飛び出します。去年初めて歩いた時に此処が一番嬉しかったのでよく覚えていました。
左手に視界の開けた場所があり、北岳側の方向に見事な紅葉が見えました。
居合わせた皆さんとしばし撮影タイムです。
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am10:00中津宮(950m位)に着きました。
奉幣殿から丁度1時間です。やっぱり亀です。
この辺りもスキップ出来るような道があり本当に気持ちがいいです。
道の横に朽ち果てた大きな木の根が寝転んでいます。傍の紅葉が綺麗な事!!
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一登りで稚児落としまで来ました。
今度は南側の斜面の紅葉が見えます。同時に下の方からガスが上がって来ました。
折角の紅葉登山なのに、ガスに隠れては話になりません。。。
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下乗の石碑 開銭跡を過ぎまもなく行者堂に着きました。
産霊神社や水場(井戸)があります。
皆さん最後の石段を前に、一息入れておられます。
もちろん私もふた息位入れました。
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ものすごく大きな切り株の真ん中から幼木が育っています。
立ち枯れた大木が幾本も目に付きます。
さていよいよ最後の石段に取り付きますか。。
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来た道を振り返ったり、立ち枯れて独特な雰囲気を見せる景色を見回したりしながら、きつさを騙しつつ石段を登ります。
やがて先の方に上宮の屋根が見えるのですが、軟弱者にとっては此処からあと少しが足に来てきつい。
そういえば去年来た時もこの最後の石段が拷問に思えたんだった。。
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am11:00奉幣殿から2時間かかってやっと中岳英彦山神社上宮(1190m)に着きました。
ゆっくりでも前に進めば着くものです。
目の下にガスはあるものの、遠く南の方角に阿蘇五岳や九重連山、硫黄山から吹き上がるガスも見えます。右手に目を転じるともっともっと遠くに薄っすらと雲仙普賢岳の姿がまるでシルエットの如く・・頂上広場の方からは由布岳もちょこんと頭を覗かせていました。
「ああ、やっぱり登って来てよかった」と思う瞬間です。
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多くの登山者の皆さんで山頂広場はとっても賑やか。
私らもその中に入れて貰ってコンビニのお弁当とカップ麺と味噌汁でお昼にしました。
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頂上広場でゆっくりしてから、(11:40)いよいよ未踏の南岳コースからの下山です。
今回はそのコースを歩くと決めていました。
去年、鬼杉の先まで登って諦めたコースです。
私の頭には鎖場だらけの危険な登山道だとインプットされて、敬遠していた道です。
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その前にまず南岳に行かなくっちゃね。
まず急坂を慎重に一旦下りて、また急坂を上り返します。
その途中に振り返って写した北岳斜面と中岳です。
南岳でも沢山の方達がお弁当タイムをされていました。
小さな鳥居とお社が祭られてありました。
失礼して三角点を写させて貰いました。
いよいよです。
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あはっ・・
この日、山は大勢の登山者で混雑していました。
幾つもある鎖場でも下りる私らと登って来る人達とで少々渋滞気味。
「怖い」なんて思う暇もありません。
短い足を最大限に伸ばして鎖や岩にしがみついて、皆さんの足を引っ張らないように必死で下りました。
私だってやれば出来るものです。
今だから言えますが、ちょっと楽しくさえありました。
でも、写真を写す余裕は・・・ありませんでした。
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そうして無事?に鎖場をクリアしてその先で見た紅葉が昨日アップした写真です。
もう何年も皆さんのHPやブログで見せて貰っていた同じ場所から、やっと私が自分で写した一枚でした。
霞やガスや腕の悪さが邪魔してもへっちゃらです。
何年も前から見たかったそこからの景色が見られたのですから。
そして(12:40)最後に材木石(柱状節理の岩)にも初対面です。
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英彦山に自分の足で歩き出して何年目かは忘れましたが、紹介本やパンフレットに写っている見所をこの材木石でやっと全部見終わった気がします。
そうした意味では今回の山歩きは私にとっては大満足の一日になったのです。
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その後の下山は三呼峠(13:20)の道を歩いたのですが、ここがご覧の通りすごい事になっていました。
登山道はしっかり整備されていましたが、この様そうを見ながらの歩きは複雑でした。
自然って怖いです。
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そして14:10無事に奉幣殿まで帰り着きました。
この日は大祭があってて、それは沢山の参拝客が見えていました。
私らも冷たい湧き水を頂いて喉を潤し、ゆっくりと参道を下り6時間の山歩きを終えました。
最後まで緊張感の抜けない歩きでしたが、反面こんなに楽しい山歩きも久し振りの事だったかもと今思っています。
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