坊ガツルと法華院温泉

九重連山には二つの大きな湿原が有り、ひとつは私のブログでも度々登場する
飯田高原（やまなみハイウェイ沿いの長者原）に広がるタデ原湿原で
此処には誰でもが気軽に立寄れるし、整備も行き届いているので
散策も容易に出来る。

一方の坊ガツル湿原は自分の足で歩かないと行き着かない山の中の盆地で
何処から入山しても１時間以上かかる所に位置している。






坊ガツルに立つと勿論なんだけど、ぐるり３６０度を九重のお山から見下ろされ
自分があまりにもちっぽけな存在である事を思い知らされてしまう。

何年か前にも長者原～雨ガ池コースを辿って此処まで来た事があったけど
その時は九重連山の位置関係すら知らず、ただただ歩いて疲れた記憶しかなかった。

　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　三俣南峰から見下ろした坊ガツル（１０月２８日）


１７００ｍの山のてっぺんでは終わりのリンドウだったけど、１２００ｍの
湿原では満開のリンドウが迎えてくれた。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　







法華院温泉


山の神さまは粋な計らいをされるものだと思います。
こんな山の中で温泉に浸る事が出来るのですから。
最高の贅沢ですよね。

そして夜には満点の星空が。。。
想像しただけでもワクワクします。



三俣南峰から１０月２８日　中央下に法華院温泉山荘




大勢の登山者の皆さんの中で、お弁当と自販機から冷えたビールを一本買って
半分こして飲みました。
温泉に入ろうかどうしようか・・すごく悩みましたが今日は日帰り、
帰り道がだるくなってはいけないので今回はパスです。
次回、未だ登った事のない大船山に挑戦するときまでのお楽しみに
記念写真だけ写して帰路につきました。