原キョウコ ダンスセラピーラボ

ダンスセラピーという手法を通して心身の解放をサポートし、心と身体と魂をつなぐことを目標に、研究を重ねている場です。

お変路さん「東京行脚」の感想その2

2019-04-23 | イベント告知

お変路さん東京行脚、感想、続きます!

ほぼ全編の動画はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=JgHc6DwK3rY&feature=youtu.be&fbclid=IwAR0cNcwtTT7NpwmMTmF4x99ocRVbFcqbbUAaTzMES7ZXi9a1Nos0XDmou28

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先日はお遍路さんお疲れさまでした!

そして参加させていただき、本当にありがとうございました!!
心底、貴重な体験をできたことに感謝しています。
いつもの如く言語化が遅く、
かつ照れちゃってキョウコさんに面と向かってうまく言えず笑、やっと何を目撃したのか?
言葉がまとまってきたので感想を送ります。
ファインダー越しの空間は本当に一瞬で、
え?もう終わりなの?そんなに時間が経ったのか?、、、
と思うほどの、永遠にも似たひとときでした。

その中で、ふっと肉眼で見たくちびるのおどりに
深く意識を掴まれました。
おどりというか、呼吸そのものでしょうか。

ここ数日何度も脳裏に浮かんできて、なにか大切な景色のように、いつでもプレイバックできる記憶になりそうです。
その直後に慌てて撮ったのがこちら。



美しかったです。

口紅を引いたくちびるが呼吸をしていて、
汗があって、さわださんの焦げるような音があって。
キョウコさんが美しいというより(あ、いつもお綺麗だと思ってます!笑)、いずれ死にゆく身体がそこに生きていて、
その息遣いがとても真に迫っていました。

そして目を奪われた瞬間、
なぜか浮かんだのは「死」のイメージ。

幼い頃立ち会った祖父の臨終のさい、
口元の呼吸をじっと見ていたことを思い出しました。
ぷよぷよの肌をもつ赤ちゃんから幾ばくかの時間を経て、
ひとは老い、死に向かいながらも
なお最期の瞬間まで生きている。

キョウコさんの顔や手にもシワがあって、たるみもあって(めちゃくちゃ失礼なことを…すみません!)、
でも時間を経てつくられたその姿を、美しいと思いました。
ひとは歳をとり、死に近づくのと引き換えに、
生きてきたことを積み重ね、存在の重さ、呼吸の確かさを
手に入れるのだなぁ。

と、ここまで言葉にはなりませんでしたが、
あの一瞬感じました。
あ!いのちを見た!と息をのんだ。(そしてこれは撮らなきゃ!と慌ててカメラを向ける笑)

きっと色々なところで踊ったり、教えたり、愛したり、哀しんだり、笑ったり、味噌汁作ったり、ギャグを言ったり、、、
日常でも非日常でも身体と共に在り覚悟を持ち、
そうやってつくられたキョウコさんの身体が
あの空間、現在に佇んでいて。

もちろんバンギさんやさわださんにも等しくSTORYがあり、
オーディエンスと出会い、ひとしずくから奔流へ、
おどりになっていたように、わたしには見えました。
だから、あの出来事は
「お遍路さんがムリウイでパフォーマンスした」というより、
「各人がそれまで生きてきた全部の経験が作ったものを見た」という気がします。

身体にひそみ、時にはげしく表におどり出る
「生命の気配の濃厚さ」に魅力されました。
…なにを言ってるのかワケ分からん!かも知れませんが、
感動したってことだけ伝われば嬉しいです😆笑


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「お遍路さん」✨
鑑賞と言うより、参加した気分になりました
自分も演者で舞台の一部になった感覚です

感想をまとめるとか、上手く説明が出来ないので浮かんできたワードを書きます💖

人生賛美
友ちゃんの赤いオブジェがアンテナ📡に見えて
空から、世界から、あらゆるものからの受信、
つながる

印象的だった舞台の赤→生命、血、生きる、情熱
ホドロフスキーの世界が浮かんできた

ベースの音が心地よく、ずっと聴いていたかった
自分を覆っていう膜の中にも音が入ってきて、
私の細胞を共鳴させて揺さぶられるけど
落ち着いて、穏やかな揺さぶり
映画を観ているような
夢のような
たった一度しか見られない夢
夢→自分でコントロール出来ない見せてもらえる
プレゼント🎁

バンギさんが案内役
不思議な世界を見せてくれていた
生きていることは
美しい


そして、原さんを見ていたら
表現することは覚悟であり
躊躇なく自分をさらけ出すこと

世界に
評価にさらされる
それでも良いも悪いでもなく
ただそこにあるだけ

自分の感覚が掴めるようになった目で見たのは
良いとか悪いとかじゃなく
ただ好きかどうかだけ
自分が好きか、心地いいのか
ただそれだけなんだなって

数日経って私が思っているのは
お変路さんで見せて貰えた夢は素晴らしかった
もう二度と見ることのない一編の映画のような夢

夢は消えるのではなく
その夢から
始まる人生への愛、賛美があるんだって思っている

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