

立春が一年の初めと考えられることから2月3日は大晦日であり、季節の移り変わる時、まさに「節分」となる。
悪鬼を追い払い、福を呼ぶ「鬼やらい」・追儺の行事が行なわれる六波羅蜜寺に出向き、気の済むようここ一番にかけておすそ分けに預かることにした。
宮川町の芸舞妓さんたちによる福豆まきのあと、六斎念仏による追儺式が催された。
マイクを持った恰幅のいいご住職だった。
福はうち、ではありません。ここでは「ふくかっこめ~」と言います。「福をかき込め」の意味です。では一度練習してみましょう。
「ふくかっこめ~・ふくかっこめ~・ふくかっこめ~」
次々に豆が正面から飛んでくる。みごと!ワンハンドキャッチもあればコートの襟元に、バッグの隙間にとまで置いてくれる。おかげさまで手に持ちきれないほどの福をかき込んだ。
思わずニタニタ!ありがとう~。上出来過ぎてなにやらこわい。





太鼓が鳴り出し鉦が叩かれお念仏を唱えながらわずかな動きだが踊るようにして堂内を若者が廻る。民衆の娯楽として発展した芸能六斎に対し、念仏踊りの流れを継ぐ本来の念仏主体の六斎念仏であるという。
口から六体の阿弥陀仏を吐き出している空也上人立像、もう30年は昔のことだが、ここでガラス越しに一度拝観したことがある。秘仏で辰年に一般公開されるとあった。
鉦を鳴らし念仏を唱えながら悪病退散を祈りつつ歩くという上人像だ。
運気上昇などといかなくても、無病息災を祈願、身を慎みながらもこれで思い煩うことなく過ごせるはずだ。
駅の階段を上る時、突然に左膝小僧の芯にチクンとした痛みが走った。
「四の凶」の呪縛。警告なのかと頭をかすめる不安を黙殺しても、歩くと不安に追い討ちをかける左膝のかすかなチクン。
あー、やっぱり?
昨日までの鬱憤を六波羅密寺「鬼やらい」・追儺の行事に参加して、悪鬼を追い払われましたね。
「ふくかっこめ~・ふくかっこめ~・ふくかっこめ~」の福豆まき。見事ワンハンドキャッチ!!
手に余るほどの福をキャッチ!
この勢いで、呪縛をほどき気持ちよく春を迎えられますね。無病息災も間違いなし。
威勢よく福豆を追い、邪気を祓おうとするkeiさんの姿見てみたかったですね~(笑)
鉦や太鼓の音まで聞こえそうな舞いの様子。
六斎念仏・・・その場に居合わせたように見させて頂きました。
ナヌッ!?この期に及んで左膝がチクンッとな?
明日ですぞ~大事になさいませよ。今日は今一度護王神社に・・・?(笑・・失礼)
きっとここ辺りのお寺でも節分行事は行っているでしょうに・・・
お豆さん、沢山ゲットされましたね。
今年の福運間違いなしでしょう。
きれいどころが並んで、いいものですね。
京都ならではでしょうか?
↓ ほほえみ地蔵、いつ拝見しても心和みます。
バンバンかっ込んでしまいました。
ですが、なりふり構わず、ではありませんです。
小さな子が二人、一人は、5歳くらいかと見えるかわいい男の子でした。
頼もしい後継者となるのでしょうね。この子の登場に歓声が上がりました。
立春、新しい年を迎え、本当に気分新たに切り替えます。
かなりへこみましたが、へこんでばかりもいられません。
本当に気持ちを切り替えて、気持ちよく過ごそうと思います。我ながら、珍しく気持ちが揺れた一ヶ月でした。
華やかな姿は新春気分にぴったりです。
様々な節分会があるようです。
六斎念仏の流れを見たくてここに出かけました。壬生や吉田神社周辺は交通規制がなされるほどです。
見事に沢山の福をかっこみましたね~。
2月3日がおおみそかなんですね。
勉強いたしました。
さすが、京都ですね。
華やかさがありますね。
膝のチクリとした痛みはどこかに飛んで行ったでしょうか~~
膝!大丈夫ですか。冷え、正座などが影響しているのでは。
ところで、教えていただきました「蒲生氏郷」楽しく読みました。ありがとうございました。(ブログに書きました。)
わずか400年ほど前の近江の国、立派な武将を知り、これからもいろいろ楽しみができました。
ryoさんもお見事!な恵方巻で、福を囲い込まれたことでしょう~。
こういう行事は楽しいです。
これで吹っ切らなくてはいけませんよね。
今日は体力温存で、いたわっておく事にしました。
明日が熊野粋なのです。
今日はあまり酷使しないようにと、静かな生活でした。
年相応に関節が磨り減ってきているのですね、そんな痛みです。
実父の母の母親が近江の寺の出なので父は関心も大だったかもしれません。
ずいぶんと話しは聞いています。何度も何度も、ご自慢でした。
楽しんでいただけまして、嬉しく思います。
いいことありますよ。
六波羅蜜寺は思い出のお寺さんです。
15年前の六月、誰もいない静かな夕方、
夫と空也上人像を心ゆくまで眺め拝んでまいりました。
教科書で知っていつかお目にかかりたいと思っていた像でしたから。
すっかり記憶もなくなってしまっていた境内でしたが、この日は人で埋め尽くされました。
笑いたくなるほど降ってくるお豆さん、欲張って手からこぼれます。落とさないようにポッケに入れたりとかっ込んで帰りました。
心ゆくまで出会いを楽しめる時間に、静かさは貴重ですね。