京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

一枚の写真の奥に…

2024年11月27日 | 日々の暮らしの中で
11月30日から12月29日まで、京都新聞ビル地下1階の印刷工場跡で「世界報道写真展」が開かれるそうです。
世界各国のフォトジャーナリストの作品を展示し、紛争や気候変動などの問題を伝える写真展。


記事によると・・・、
世界報道写真財団が主催する世界最大規模の報道写真コンテストで、今年は130の国と地域から約6万点の応募があり、「今年の写真」にはイスラエルによるガザ攻撃を取材するモハメド・サレム氏の「めいの遺体を抱きしめるパレスチナ女性」が選ばれた。

横2m、縦1.3mのパネルに印刷された入選作品32点を6地域ごとに並べ、日本語と英語の説明文が添えられるそうです。

入賞作は80都市以上を巡回しているそうですが、日本では2021年を最後に途絶え、3年ぶりの復活です。
会場は15年まで毎日ニュースを印刷していた場所。
ムリョー、無料です。
が、作品の輸入や会場制作に費用が必要でクラウドファンディングへの協力を求めています。
(市営地下鉄の今出川駅⑦番出口から南へ、近いですよ。)


「写真には時間的、空間的な距離を飛び越えて、見る側を想像の世界へと強く誘う力があるのだ」と竹内万里子さんが昔、むかし書いておられた。
異なる状況に置かれた人々に対して想像力を働かす。
「一枚の写真の前で、遠く離れた他者への想像を膨らませることを学ぶ意義は大いにあるだろう」。自然環境についても同様でしょうか。

一枚の写真の奥に、自分は何を見るか。

私も行ってみるつもりでいます。誰か誘おうかな…、いや、ひとりがいいかも。


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