梅がほころび、かぐわしい香りを放つ木もそこかしこ。まっ黄に染まった畑が見える。見上げる頭上に木蓮の蕾が光り、路傍に広がるオオイヌフグリの小さな花。お豆さんの白い花も満開状態で咲いていた。
アスファルトのに上に咲く花もある。左、日高町原谷特産の黒竹で囲って内側には笹ゆりか。花の栽培が盛んな御坊市では、中央にスイトピー、スターチスにカスミソウをあしらって?
立ち止まり、家並みの切れ目から右手はるかかかなたに霞む二つの山を指して、あの後ろ側の山のふもとまで歩きます、と語り部さん。
だが、道は右手方向を目指すのではなく、左へと案内する道標に従って迂回、遠回りをして熊野古道は続いて行くのだった。
昔この地域が海であったためだという。大きな期待で足を運んだ道成寺も、そんな迂回の順路途上にあった。
寺への少し手前、田んぼが広がる道路脇に清姫入水の地と伝える「きよひめじゃづか」の石碑が立つ。田んぼで入水でもないが、ここも昔は海だったと知って、なるほど~。
「道成寺の七不思議」について、何も事前に説明もされず危うく見逃すところだった。
遠近法を用いて、下からは階段が短く見える逆「八」の字の工夫がなされているという階段。苦にせず楽に上れるようにと。
本堂から門、参道まで一直線に1300年以上変わらず見守る観音様のまなざしが届く。そうした配置も七不思議のひとつに。
入水を示す碑 安珍と鐘を埋葬 あんちん釣鐘まんじゅう
日高川
塩屋王子神社ふもと 美人王子ではみめ麗しき子を~と
温かく、一足早い春を感じながら絶好のウォーキング日和であった。
バスに戻ってどっかり腰を下ろし… 20633歩。ちょっと、かなり疲れた…。
しかも足元のマンホール蓋にも、土地柄の花を見せてくれる。心地よかったでしょうね。。
物語でしか想像出来ない安珍・清姫の足跡を肌で感じる今回のウオーク。
お疲れの20633歩だったでしょうが、keiさんの中で、また一つ大きな財産となるのでしょうね。
道成寺七不思議も、実際この目で見たような感動です。
仕上げは、美人王子での“みめ麗しき子を~”と願う安産祈願。そして永遠の「美」を・・・。
素敵な熊野古道記、とくと拝見。有り難うございました。
今回の主たる舞台は道成寺、物語や日本舞踊での想像の世界がすっかりリアルになりました。
「火傷」どころか命をかけた熱い恋、静かな境内に女心の激しさを偲びました。
たくさんの写真の掲載有難うございます。
膝は大丈夫だったようで何よりでした。
20633歩のお疲れを徐々に癒してくださいませ。
白い花を咲かすお豆さんはスナックえんどうでしたかしら?
路上に咲く花も特色があって洒落ていますので、踏んでは歩きにくいです。
おしゃべりしながら歩くことは少なく、いつもマイペースでキョロキョロ楽しんでいます。
休憩カットでは身が持ちません。
少し油断気味? ベテランに混じっての初心者だということを忘れているようです。
こりゃいかん! でした。早寝に努めて体調万全で臨まないと。
広い境内に驚きました。
絵解き説法があったのですが誰も興味ないのか…、
昼食後はつられてぶらぶらみかんと釣鐘饅頭など買って時間を過ごしてしまい、損しました。
で、結局時間繰上げで午後の出発になってしまいました。
各地を歩いているベテランぞろい、初心者がいることを忘れんといて欲しいのですが
そんなこと関係なさそうですので必死です。
ですがキョロキョロだけは忘れません。
写真を拝見して安珍・清姫の悲恋を偲んでいます。
大昔、周参見へ数回往復したことありますが、
かすかな記憶では、安珍・清姫?ゆかりのお寺と聞いたことありますが?
すさみへ行く途中ですか?
古い地図帳を出して思わず位置を確かめました。
周参見より海岸線沿いに上がりますと御坊市があります。JRきのくに線の道成寺駅が最寄り駅のようです。
南へと歩いていますが、周参見までは下がらず、田辺から内陸へ向かうのではないでしょうか。
見かけた桃はこれ1本、藪が途切れたところにこれですので別世界のようでした。
あたりの空気までほんのりと。
流れに乗って…、疲れすぎました。
もう少し自分の中でゆとりを持つ工夫をしてみようと思っています。
凄い、脚力ですね!
早春の息吹が其処此処に感じられる
熊野古道 散策..。
安珍、清姫 の話が身近に感じられた
ことでしょう~
ですが、しっかり疲れました。
トイレ休憩に立ち寄ったことも、そこの出発も知らずで帰りの車内では爆睡でした。
77歳の語り部さん、安珍清姫の話は少なかったようです。
82歳の参加男性に朝から声を荒げられて、調子が狂ったのでしょうか。
これからの花の季節も楽しみは増えそうです。
滞在して子供たちは毎日海水浴でした。
昔々の物語です。