京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 …だったらいいのにな

2012年06月24日 | 日々の暮らしの中で

どこでもキョロキョロしながらが幸いしたのかどうか。
人家の脇の側溝だが流れも速い。ふと覗きこんだ先に小さな白いものが見える。花!? ってことは梅花藻!? と思ったわけである。
ねえ、そうよね!?っと確かめたくても、だあれも聞く相手はいなかった。

朝からなにやら肩が詰まって気分がすぐれず、昼からウオーキングの場所に向かうところだった。
帰り道で誰かがいたら聞いてみることにしよう。カメラを持って出直そう。そんなことを考えながら先を急ぎ、予定を消化。
戻ってみると、すぐ近くの家の女性が花に水遣りなどされていたので声をかけてみた。バイカモをご存じなかったし、目と鼻の先の水中で藻に花が咲いているのも気づかれてはいない。

   
ガードレールから身を乗り出してカメラを向ける。が、道路から1mほど下の水底に小さな花が咲いているわけで、手持ちのカメラではうまくとらえきれないかった。

キンポウゲ科の水生多年草で、清流でしか育たないという梅花藻だが、滋賀県米原市の醒ヶ井がよく知られている。ただ、京都市内の住宅街でも咲いている所はあるらしいから…。梅花藻だろうか。いかんせんこの写真ではピンボケもいいところ。明日、再挑戦してみようか。それよりどこかに聞いてみようか。「何言ってるの。これはねえ、…」なんて感じでガックリするのかもしれないけれど。


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4 コメント

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バイカモ・・・。 (yattaro-)
2012-06-25 07:19:18
多分、・・・だったらいいのにな・・・
keiさんの思い、当たりだと思いますよ。
住宅街の側溝も、湧水とまではいかなくとも今やきれいな水が流れますから、ひょっとしてお目当ての梅花藻かもしれませんよ。
もう少し暑さが増して来た時、その小さい白い花が水面に顔を覗かせるようなら間違いなしですね。
やはり、きょろきょろ意識ある脇見って意外な新しい発見がありますね。
さすが、感性鋭いkeiさんならではの発見。しばらく楽しめそうですね。
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梅花藻(バイカモ) ( マーヤン)
2012-06-25 09:12:08
梅花藻でしょうね。こちらにも清流に見かけますが、葉が違うような気がしますが、もう少し花びらが大きくなるまで鑑賞してみてください。
京都は水がきれいですね。昔、保津川の舟下りだと思いますが、長い舟の旅でした。水がきれいだった印象が残っています。
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バイカモかも、yattaro-さん (kei)
2012-06-25 17:28:41
自分の中では大発見!なのです。
醒ヶ井には観光のツアーもあるほどです。もちろん車でも行こうと思えば行ける範囲です。
けどいったことがない。つまり実物を見たことはないのです。知識だけは~。

ちょっと興奮気味なのをお感じいただけますでしょうか。
車で通り過ぎていては気付きません。キョキョロしながら歩いててみるものですね。
梅花藻かもですね。
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きれいな水に、マーヤンさん (kei)
2012-06-25 17:39:33
実物を見たことはなかったのですが、知ってはいました。
もしかして!?っとこの気づきは大発見のように嬉しかったですね~。
すぐ確かめたかったのに…。
三面をコンクリートで固めてあると藻も生えませんよね。そこを流れ過ぎて道路の下に隠れ、再び顔を出した流れです。
京野菜にも水のきれいさは条件となっています。
それにしてもわくわくした瞬間でした。梅花藻ですね。

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