「連れ」が古本まつりに行こうと言いだしました。
連れの部屋には未読か既読か知りませんが、今現在も単行本がタワーのように積み重ねられているのですが。
『五足の靴』、著者は? 、「五人づれ著」とあります。どういうこと?
【明治40年盛夏。東京新詩社の雑誌に集う詩人たち ―北原白秋、平野萬里、太田正雄(木下杢太郎)、吉井勇がいさんで旅に出た。与謝野鉄幹との五人連れは長崎、平戸、島原、天草と南蛮文化を探訪し、阿蘇に登り柳川に遊ぶ。交代で匿名執筆した紀行文は新聞連載され…】。
連載されたのは「東京二六新聞」だそうで、しかし、連載後長い間埋もれていたらしい。
それを野田宇太郎が発掘したのだそうでして…。
といった面白い経緯の一冊を見つけ出し、手に取って眺めていたのでした。
この一冊、買ってもらいました。
200円です。
「五足の靴が五個の人間を運んで東京を出た。」の一文で始まり、3行ほどの前置きのあと本文へ。(一)は安芸の「厳島」からです。一カ月に及ぶ旅。
本文と解説含めて140ページに旅程図がついた薄い一冊です。
真っ青な空に、ハナミズキは真っ赤に色づいたの葉と実を手向けています。
強い日差しを受けての背表紙追いは、眩しさも重なってクラクラするほどでした。
秋晴れの日記も簡を極めけり 相生垣瓜人
連れの部屋には未読か既読か知りませんが、今現在も単行本がタワーのように積み重ねられているのですが。
『五足の靴』、著者は? 、「五人づれ著」とあります。どういうこと?
【明治40年盛夏。東京新詩社の雑誌に集う詩人たち ―北原白秋、平野萬里、太田正雄(木下杢太郎)、吉井勇がいさんで旅に出た。与謝野鉄幹との五人連れは長崎、平戸、島原、天草と南蛮文化を探訪し、阿蘇に登り柳川に遊ぶ。交代で匿名執筆した紀行文は新聞連載され…】。
連載されたのは「東京二六新聞」だそうで、しかし、連載後長い間埋もれていたらしい。
それを野田宇太郎が発掘したのだそうでして…。
といった面白い経緯の一冊を見つけ出し、手に取って眺めていたのでした。
この一冊、買ってもらいました。
200円です。
「五足の靴が五個の人間を運んで東京を出た。」の一文で始まり、3行ほどの前置きのあと本文へ。(一)は安芸の「厳島」からです。一カ月に及ぶ旅。
本文と解説含めて140ページに旅程図がついた薄い一冊です。
真っ青な空に、ハナミズキは真っ赤に色づいたの葉と実を手向けています。
強い日差しを受けての背表紙追いは、眩しさも重なってクラクラするほどでした。
秋晴れの日記も簡を極めけり 相生垣瓜人
個性的な5人の旅、一カ月の長旅、
どのような旅なのか私には想像もできません。
ハナミズキの紅葉、なんと鮮やかでしょう。
葉っぱも実も真っ赤っか、初めてです。
赤い鳥小鳥なぜなぜ赤い、赤い実を食べた・・・
という童謡を知っていますが(北原白秋?)
ハナミズキの赤い実を小鳥は食べるでしょうか?
九州への旅、魅力のある地ですよね。
紀行文は難しいですよね。
この顔ぶれで何が綴られるのか。楽しみに読んでみます。
日当たりもよく、例年ここのハナミズキは真っ赤っかです。
小鳥が、どうなんでしょう。
実が無くなていると思ったことはありませんが…。