【北野天満宮】例祭「北野祭」（2016年８月４日）

北野天満宮では、毎年８月４日に例祭「北野祭」が斎行されます。



「北野祭」は、北野天満宮が創建された天暦元年（947）の翌年から始まり、永延元年（987）に一条天皇の勅使をお迎えしたことから国家の祭祀となった、北野天満宮で最も大切な祭典で、皇室の繁栄と国家安泰、五穀豊穣、無病息災を祈願します。

また当日は、氏子の西ノ京の農家が丹精込めて作った夏野菜を奉納し感謝の祈りをささげるそうです。



これは、北野天満宮があった北野の地には平安京の西北・天門の鎮めとして火雷神という地主神が元々祀られており、雷は雨ととともに起こることから、火雷神は農耕の神としても崇敬されているからだそうです。

なお北野天満宮は、この火雷神のご神徳でもって道真の祟りを鎮めるためこの地に創建されたのがはじまりで、創建後は火雷神が、天神や菅原道真といつしか同一にみられるようになったようです。

なお現在の例祭である北野祭は、応仁の乱以降に、かつての北野祭から、10月にある瑞饋祭と分かれたものと言われています。

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　『北野天満宮 例祭「北野祭」』
　　日　時　　平成28年８月４日午前９時から（祭典は30分程度）
　　場　所　　北野天満宮（市バス「北野天満宮前」バス停すぐ）
　　拝観料　　境内散策は無料

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詳しくは北野天満宮（電話：075-461-0005）にお問い合わせいただくか、北野天満宮ホームページでご確認ください。